今日もガサゴソ
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2003年08月30日(土) 仔牛

NHKの子供向けの番組が
夏休みバージョンです。
このごろは、チビ助は「どきどききっちん」と称している
お料理の番組に釘付けです。

牧場で仔牛が生まれるところを見たり
そのお世話をするシーンがあったのです。
チビ助は「お産」のシーンが常々気になるようなのです。

「おかあさんがイタイって、して、あかちゃんがうまれたねぇ」
「あかちゃんはながいおへそだねぇ」

などといつも繰り返しはなしています。

先日などは、私の元気な食欲におそれをなしたか
「おかあさん、そんなにたべると
おなかがいたいって、あかちゃんがうまれちゃうよ」とまで
いわれてしまいました。

あ、わたしの太った腹のはなしではなく
仔牛です、仔牛。

チビ助が仔牛に興味を持っているので
亭主に「仔牛の話をしてあげてよ」と頼みました。
亭主が子供の頃、実家では牛を飼っていたのです。
その乳をたっぷり飲んだので
亭主は背が高くなったといわれています。

亭主は忙しいのか
あまり乗り気ではなさそうです。

「ねぇ、仔牛って可愛いの?」
「なんでも赤ん坊はかわいいんだよ」

万事この調子なので、亭主と会話するのは
イヤになってきます。
まったくかみ合いません。
会話しない方が円満です。

私は亭主に子供の頃の話をして欲しいのです。
同じ話を何度でも。
チビ助に聞かせて欲しいのです。

亭主が小学生のとき
学校に行く前の仕事が
牛を牧草地のクイに繋ぐことだったそうです。
夕方はまた牛小屋に連れて帰るんだそうです。

そんなでかい動物を小さな子供が引いて歩くの!?
私などは仰天してしまいます。

亭主は「牛なんて大人しいんだから」といいます。

ある日、牛を迎えに行くと、
仔牛がそこらを歩き回っていたそうで、
さすがの亭主(当時は少年ですね)もビックリしたそうです。
牛は昼間、自力で出産したんですね〜。
どうしようか困ったけれど
いつものように綱を引くと牛は素直についてくるし、
仔牛はその後をとことこ歩いてくるのだそうです。
牛がお産しそうだったなんて
ちっとも気付いていなかったのだそうで
ホントのホントにびっくりしたそうです。


話しかけても
めんどくさそうで
疲れて気の毒な亭主だけれど

時々、牛を引いて歩いていた少年のことを
思い浮かべて
幸せな気持ちになります。

チビ助にもこういう体験をして欲しいなぁ。
なんか、こう、
命が脈々と感じられるような、
せめて、お話だけでも聞かせてあげたいよね〜。

ねぇ、パパから聞かせてあげてよ〜
って
日記に書いてもねぇ
亭主には聞こえないんだよね。


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