今日もガサゴソ
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両親が結婚したとき、 六畳一間の長屋が新居だったそうです。 その申し訳程度の台所に 父は大きなすり鉢を抱えて持ち込んだそうです。
母は一体何のことかわからずポ〜っとしていたら タクシー駆り立てて すり鉢を取り戻しに祖母がやってきたそうです。 代わりにほどほどの大きさのすり鉢を買ってくれたそうです。
父の実家ではすり鉢を使った お料理がたくさんあって 台所にはまな板や包丁やお鍋とともに すり鉢がなくてはならないものなのです。
たとえば、長いものとろろ。 用意するのは一煮立ちしてさましただし醤油。 長芋は皮をむいてすり鉢で、 すりこぎを動かすようにしてすり下ろします。 そこにほんの少しずつ、糸のようにたらーりたらーりと だし醤油を加えながらすりこぎですります。 間違ってもジャブジャブ入れてはいけません。 二人で作業するのが宜しいようです。 子供でも役に立ちます。 ごりごりごりごりごりごり
このとろろ汁、うまいの何の。 これだけでどんどんご飯が進みます。
このほかにも サンマのつみれだとか黒砂糖とクルミの餡だとか いろいろあるんです〜。
お料理は得意じゃないけれど すり鉢がなければ始まらないような気がするのよね。 台所って。
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