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| 2002年11月03日(日) | 犬は安産の守り神なんだってば ２ |
貰った犬は、とにかく元気で表情豊かでした。
はじめのうちはこちらの身体が辛くて
へとへとでしたが、
犬可愛さにマメに歩き回っているうちに
歩きなれてきて、三ヶ月もすると
数キロの散歩を朝夕こなすようになりました。
家の周囲の公園や田園風景のなかを
少々の悪天候でも元気よく歩きました。
そうしているうちに
犬の散歩仲間に出会うようになったりもして
嬉しいことがイロイロ増えてきました。
何よりも
赤ちゃんが欲しいという出口のないトンネルを抜けて
身体のために必要だった薬や治療が
とても効果的で
生活の質が良くなったように思います。
相変わらず、散歩していないときは
静かに休んでいることが多いのですが
毎日汗ばむほど歩くことの爽快さはたまりませんでした。
不眠に悩まされることもなくなりました。
そうよ、はっきりいって運動不足だったのよっ！
何が良かったって一概にはいえないけれど
犬を貰って夏、秋、冬を歩き回って過ごしているうちに
できちゃったんですよ、赤ちゃん。
一番派手なリアクションくれたのは
婦人科の医師でした。
｢わああ、ほんとに妊娠してるよ、これ！
？？？なんでだあああ？？？あっ！犬は元気かああああ？」
当人も周囲もなんだか信じられず
嬉しいけれど、本当に出産まで持ちこたえられるのか
わからないし、自信もないし。
でも、ペースをゆるめて、少し量を減らして
犬との散歩は続けました。
多少のトラブルはあったけれど、
散歩には差し支えず、お産の一週間前まで歩き続けることができました。
何に感謝する？
私なら、犬に感謝します。
