・恩師・拓郎にエール、KinKi「パシリで使って下さい」 ◇異例ラジオ記者会見!!二人の思い病床へ届け−−ファン大挙、東京・渋谷のスペイン坂
人気アイドルデュオのKinKi Kidsが前代未聞の「ラジオ全国公開記者会見」を12日、東京・渋谷のTOKYO FMスペイン坂スタジオで行った。ラジオの生出演中に新聞各紙とテレビ各局の取材陣を迎えて、記者会見の模様を生公開したもの。恩師で肺腫よう手術のため入院中のシンガー・ソングライター吉田拓郎(57)にも励ましのエールを送った。
◇「手術」のメール 堂本光一(24)堂本剛(24)の二人は病床の拓郎からメールをもらっていたことを明かした。9日の手術直前のことで「ちょっと手術することになっちゃったんだよな…」と深刻な体調を明るい文調でつづってきたという。二人は「心配させないようにしたんだろう」と恩師の複雑な胸中を察して「必ずまた歌って下さい!」と復帰を祈るメールを返信。文字で伝えきれなかった思いをあらためてこの日、電波に乗せた。 手術後の連絡はまだだが、剛は「経過は良好と聞いてるのでホッとしています」とひと安心。光一と声をそろえて「何かあったらいつでも二人で駆けつけますんで、パシリ(使い走り)でもいいから使って下さい!!」とベッド上のカリスマに語りかけた。
◇4年半、番組共演 拓郎との出会いは96年。フジテレビ系「LOVE LOVEあいしてる」の司会を一緒に務め、4年半にわたり番組をもりあげた。この間、ギターなどの楽器を教わるなど公私の仲に発展。楽曲提供されたシングル「全部だきしめて」も大ヒット、拓郎ソングとしては「我が良き友よ」以来のオリコンチャート1位となり生みの親も喜んだ。 KinKiはこの日、同局の「カウントダウンジャパン」「サウンド・イン・マイ・ライフ」の2番組に連続生出演。生放送中の番組を記者会見に“間貸し”したのは初めてで、取材陣はスタジオの外からガラス越しに取材。渋谷名物の同スタジオには光一がCDデビュー前の97年7月12日に単独出演したきりで二人そろっては初。雨天にもかかわらず周囲は女性ファンの行列ができ、二人は「動物園のオリみたい…」と苦笑していた。
◇新曲1位吉報を 9日に発売された新曲「永遠のBLOODS」がオリコンチャート16作連続1位を記録するか注目されており「買ってくださるみなさんのおかげで続いてきた。これからもいい結果を残していけるようにがんばります」とあいさつ。この16作品に拓郎ナンバーも入っているだけに病床へ吉報を届けたいところだ。
■キーになる言葉 ◇吉田拓郎の楽曲提供 「我が良き友よ」は、かまやつひろしが歌って75年にオリコンチャートで5週連続1位を記録。前年の74年には森進一に提供した「襟裳岬」が日本レコード大賞、日本歌謡大賞など賞レースを総ナメにした。フォーク界と歌謡界のコラボレーションが成功したことで、その翌年には小椋佳が布施明に「シクラメンのかほり」を提供するなど別ジャンル同士の交流が活発化。拓郎は小柳ルミ子の「赤い灯台」(74年)、キャンディーズの「やさしい悪魔」(77 年)、アグネス・チャンの「アゲイン」(78年)も手がけた。
◇KinKi Kidsのオリコン記録 97年のデビュー曲「硝子の少年」から02年の「solitude」まで全シングル15作が初登場1位。世界記録として英国のギネスブックも認定
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