いっしょくんの日記

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2003年06月10日(火)  はばたき

 昨日の深夜 ツバメはあっという間に硬くなっていました

 1羽になってしまったことから
 体温調節がしにくくなったのではないかと
 ホットカーペットを弱めにして
 下に紙を重ねて調節し
 一夜を明かすことにしました
 半ば諦めているとはいえ
 大切な命と最後まで向き合わなくてはと
 丁重に扱います
 綺麗に汚れを落として美しい黒光りのする羽根になり
 飛べるのではと針の先ほどの希望もありました
 何度となく様子を見ると
 しっかりと足で立ち 落ち着いた息もしていたのです
 さてそろそろ寝ようかと 最後の見回りをすると
 硬くなっていたのです

 今まで死んでしまった雛は 羽根を硬く閉じて
 生きているときのような柔らかさがまったくなく
 コロリと1つの物体のようになってしまいました
 ところが最後の1羽は綺麗に羽根を開き
 まるで・・・まるで・・・
 飛ぼうとしているかのようなのです
 羽ばたこうとしたのでしょうか・・・
 羽ばたく夢を見ていたのでしょうか・・・
 小さなツバメの小さな夢・・・ささやかな期待・・・
 そんなもので胸を膨らませていたのかもしれないと思ったら
 突然泣けてしまいました
 「ごめんなさい・・・・」
 
 五つだったツバメの命は 一つもなくなってしまいました
 五つ子ちゃんの親鳥は 今頃どうしているのでしょう・・・
 新しく卵を産んだのでしょうか
 今年は諦めて そのまま渡ってしまうのでしょうか
 いつの間にか渡ってきていつの間にか渡ってしまうツバメを
 今年はこんなに間近に感じることができました
 もしもまた落ちていたら また家に持ってくることでしょう
 まずするべきことは 親鳥の近くに戻すこと
 親鳥が育てるように考えることが先決です
 何とか育つかもしれないという拾ってしまった責任感は
 捨ててしまうべきなのかもしれません
 自然にかえす これは守るべき自然との約束です


 
     はばたき


     両羽根を広げて

     息絶えたツバメ

     まるで神様の下へ

     飛んでいったみたい

     「神様・・・あのね

      僕の羽根

      こんなに黒く美しくなりましたよ

      こんなに力いっぱい飛べるようになりました

      初めて力いっぱいはばたいて

      あなたのところまで飛んできたのですよ」

     嬉しそうな神様の笑顔に

     安心したツバメは

     高く低く いつまでも飛び続ける

 


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