担当の女性は 出血に疑問を抱きながらも 変わらない様子に ヘルパー共々 胸をなでおろし始めています 日誌には 強い調子で 子宮からの出血か否か 確認の検査をして欲しい・・・と 書かれています 出血の量や出方なども克明に書かれています やはり 日々目の当たりにするヘルパーと 看護婦との連携の希薄さが こういうときに 疑問となって 気持ちを不安にさせるのではないでしょうか 看護婦の 「出血がひどくておむつ交換が大変でしょう? 薬で収まるでしょうから それまでお願いね」 そんな意味の一言があれば・・・ ヘルパーも 「どのくらい出血が続くのでしょうか?どのくらい続くと 悪いものといえるのですか?」 などと どんどん聞き込んでいけば良いのでしょう どちらの話を聞いても 「看護婦からの説明が少ない・・・」 「ヘルパーが手を出さない・・・」 のような話が聞かれます どちらも助け合わなくては成り立たないのですから 仲良くしちゃったほうが楽に思えますが それこそ 日々の中での思いの相違でしょうから 第三者の私には見えないこともあるのでしょう
でも・・・ とにかくいつもどおりに・・・と言うことですから 症状や私が見ていない時間の様子を日誌などで 把握して それらを踏まえて向き合います 夕べは見回りのたびに起きていて ベットから足が下がっていたり 着替えたいと裸になっていたりと ゆっくり寝ていた形跡はなかったようです ・・・眠くて反応が悪いかな そんな思いで入って行きましたが つまり・・・ハイテンションなのです 「あーらまぁ なんだかね とにかく歯を磨かないと・・・」 しゃべり通しです でも 体に力は入らず 車椅子の移動は 自力に頼れるものはまったくなくて いよいよ抱えての移動となりました 今までは本人の力で立ってもらっていましたが こうなると私の肩から首に手を回してもらい 抱きつく格好での移動です 座りなおしも無理でしたので 後ろから脇に手を入れて 彼女の組んでもらった手を持ち 引きます 終始ご機嫌な様子で話しています そんな様子は 見ていても気が楽ではありますが・・・
と 突然 「うんこがね 出たいっていいたいときに ボタンをね・・・」 『う・・・うんこぉ?』 いつもは 「お通じが・・・」とか「お便がね・・・」 なんていう方なので ついつい聞き返してしまいました 「あぁ・・・うんちって言わなきゃいけなかったわね」 『ええええ?』 私の反応に 彼女は大笑い とっさの彼女の言い方に私も大笑いです あぁ・・・笑った 嬉しいじゃないですか こんな風に過ごしていたら 出血なんてなくなるんじゃないかな そんな気持ちになりました
寂しさを感じないように・・・ 話をしたり手芸をしたり絵本を読んだり・・・いろいろ ・・・そういえば 笑わそうとは考えなかったなぁ・・・ まぁ・・・何を言っても「ふふり」とは 微笑んでくださるのですが 今日のように ふぁっふぁと笑うことがなかったな ちょっと・・・はまったな・・・笑を取ることに・・・
一日一笑・・・
思いがけず うんこ話に 教えられるものがありました ・・・・失礼
笑う
笑ってもらえたら
何でもしたくなる
笑ってもらえたら
すごく幸せになる
ちょっと笑っただけなのに
体がスーッと軽くなり
楽しい気持ちが湧いてくる
どんな特効薬でさえ
『笑』に勝てるものはない
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