5年生になって 裁縫箱がいるらしい 家庭科かぁ 懐かしい 注文するための封筒を見せられる A4大のカラー刷りで 裁縫箱のふたに描かれている絵がたくさん並んでいる その中から好きなえを選び 自分の裁縫箱となる 流行の絵から 定番の絵 正直なところ もっとましな絵はないのだろうか 流行の鼻でか犬・・・鼻がズームで大きく撮られている犬 サーファー柄というのかちょっとヤンママヤンパパの 乗っている車みたいな柄 アフロ犬 ドラゴン柄 プーさん ピングー 家庭科の裁縫箱というイメージが湧くものがない 中学生のお弁当箱みたい・・・それも難しいイメージか・・・ もっとも私の裁縫箱がスヌーピーだから 説得力に欠ける
はじめはドラゴンがいいとねばった娘 中学生になっても使うんだというと 鼻でか犬に変える 私の子供のころに なめねこ という流行の写真があった 猫が立たされて学ランを着て つっぱり気取って「なめんなよ」とかかれているもの やけに流行ったけれど 今となっては 笑いの種になるくらい・・・廃れた 鼻でか犬も そう長くは流行らないようで 私が渋る プーさんとピングーは激しく嫌がられ 結局 ちとヤンキーはいったハイビスカス柄に
親子で納得のいかない沈黙・・・ そうだ・・・ 手芸品売り場に探しに行こうか と 提案 いくいくいくーーー と 娘 お金のかかる時期・・・
裁縫箱
母の裁縫箱を開けると
なぜかわくわくした
綺麗な粒々のついたまち針
きらきら輝くボタン
糸を通した針を持ち
布の間を行き来すれば
魔法にかかったみたいに
あっという間に素敵なものが出来上がる
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