いっしょくんの日記

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なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2003年05月18日(日)  雛ちゃん


 雛ちゃん日誌の最終回が
 突然やってきました

 元気に鳴き声をあげていた雛ちゃんを見たら
 なんとなく生き続けるような気持ちにさせられましたが
 やはりそう甘くはなかったです

 口をあけなくなって 食べる時と休む時があるのかと
 雛ちゃんに任せて欲しがるのを待っていましたが
 口をあけていても 声が出ない状態になってきました
 声を出す力がなくなってきたのかと
 すぐに死を直感しました
 「駄目かもね・・・」
 娘に報告します 
 『おなかいっぱいなんだよ・・・』
 諦めきれない娘の言葉に
 「死んでしまう可能性が高くなってきたみたい
  もちろん生きることを諦めたわけではないよ」
 『・・・・・』
 突然ころりと死なないでしょうから
 少しずつ死を覚悟するように仕向けていきました
 娘がいつになく重苦しい表情を見せたからです
 
 鳴かない雛・・・
 もう それは死を意味します
 親鳥を呼ぶことができないということです
 何が原因なのか 思い当たることをやってみます
 炊飯器の上が暑すぎたのではないか
 脱水症状なのではないか
 おなかが空きすぎたのではないか
 どれを取り除いても効果はありません
 ・・・だめか
 そう思いはじめてからほどなく
 雛ちゃんの口はあいたままになり
 苦しそうです
 娘は離れないで 綿棒をしめらせてくちばしを
 しめらせていました
 「あとは見ておくから 今夜は寝なさい
  明日まで生きられないと思うけど
  がんばってみるから」
 娘が寝てしまった後
 最期の力を振り絞って 体を伸ばしました
 そのまま・・・息絶えたのです

 3日前 我が家にやってきたときから比べると
 羽根が伸び 羽毛が出てくるのも見られそうと
 期待を持ち始めたところでした
 つるつるの体にも 所々ちくちくと羽毛根が出てきていました
 
 今朝 娘はお墓を作りました
 驚いてしまったのが・・・
 雛ちゃんが来た次の日も 死に掛けた雛を持ってきて
 お墓を作ったというのは日記にも書きましたが
 それを掘り返して 雛ちゃんと一緒に
 埋めなおしたというのです
 『一匹じゃあさ 寂しいかと思って
  巣のなかに前の雛も入れて一緒にしてうめてあげた』
 「・・あの・・・だってさ・・・
  前の雛って・・・もう・・・腐ってなかったの?」
 『うん』
 「・・・・・もともとたくさんで生まれたんだから
  喜ぶよね・・・」
 そう思っても 私にはできない・・・
 娘の強さに 言葉が見つからなくなってしまいました
 そのあとで お線香を立て お花を生けたそうです
 ゛禁じられた遊び゛みたい・・・

 「あなたたちがここまで大きくなるには
  雛を心配したように 泣くと心配して
  ミルクを飲んだら喜んで
  大事に大事にみんなで育ててきたんだよ
  命って大切だよね 命を守ることって大変だよね」
 命を見つけて 命に期待して 命のはかなさを感じて・・・
 娘の中に何が残ったでしょう・・・




      鳥


    厳しい渡りに耐える鳥

    ツバメは丈夫な泥の巣を

    雨露凌げる軒先に

    作って育てて巣立ってく

    数たくさんに増え続く

    スズメのお宿はのんびりと

    小枝に任せてみみずとり
 
    一つ一つは大切で

    かけがえのない命でも

    神さま静かに考えて

    そうっとおそばに連れて行く


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