美しい桜の時季が終わり 人々の頭の中からは 桜の「さ」の字も 消えてしまったように思われます
我が家の桜も あっという間に散って 「綺麗」と言われた たったの何日かが過ぎ 誰にも喜ばれることのない 冬までの期間を迎えたのでした
散った花びらは 晴れの日の地面が乾いた時に 掃き集めますが ゴミ袋に入れるには 量がありすぎます 枯らせて量を減らします 茶色くなった花びら・・・ あの桜からは見る影もありません そして引き続いて落ちてくるのが 花びらのなくなってしまったがくです 細長い芯にパッと開いたがく それがふさふさと地面に溜まっています とても掃ききれないのですが これをはかないと 虫が来ます 若葉が出ていますから そろそろ毛虫の糞も落ちてくるでしょう くーちゃんも このころはコンクリートの軒下にいて 桜のがくを避けているようです 体にくっついてしまうと プルプルと振り払うのですが 蜜のついたがくはすっきりと取れなくて 気持ち悪そうです 「とれないおーとってくれおー」 『まぁ・・・体に悪いものでないから 大丈夫よ』 なんて言いながら摘み取ります
いよいよ桜のお世話の始まりです 綺麗に咲けば咲くほど この長い季節が重苦しく感じます 上手にお付き合いしていきましょう
さくら
さくら さくら さくら
散るから美しく
姿が変わるから
人には近しく感じる
その存在で
季節は分けられる
さくらがなければ たくさんの歌も 詩も 絵画も
生まれなかった
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