子供と遊ぶ日でした 今日は人数が少なく 年齢が低い そんな雰囲気でした
わらべ歌を勉強している方が いらっしゃる日です お母さんの膝の上で 歌いながらゆすられたり くすぐられたり 抱っこしたり ゆっくり落ち着いた時間が流れます
珍しく 終わった後でお茶でもと声がでて スタッフだけで 紅茶をいただきました
その中で わらべ歌の方から私に質問です 「始めの牧師先生のお話のとき 子供たちを自由にさせているけれど 大人が話をしているという 場をわきまえることも大切ではないですか?」 というものでした ・・・おっしゃる通りです でも少しだけショックでした 今までのことがあまり伝わっていなかったのかな そんな思いがしたからです もちろん子供であっても 場をわきまえさせることは大切です 音楽会や講演会であっても 子供を連れて行かなくてはならない場合があります そこではぜひ お母さんの常識でしつけてあげてください でも ここは子育て支援の会です 子供を中心とした会ですから ここに来てまで 大人の話をしているからと 子供を黙らせたり 座らせたりする必要があるのでしょうか 牧師先生が 「話している間は静かにさせてください」と 注意をする方でしたら それも考えるでしょうけれど どちらかというと 「子供を抑えないでください」 と おっしゃいます 先生が話している間 遊ぶ子供の腕を掴んで 「静かにしなさい」「座りなさい」 と 眉を顰めるお母さんに その手から逃れようとする子供 それはここではあって欲しくない姿だと思っています 「このごろの母親は 静かにしなければならない場所で 子供を制するようなことはしなくなってしまったから」 さらに 投げかけられました それは母親の常識としつけの問題で 子供と遊ぶ会で求める姿ではないと思うのです ここだけは・・・子供が主役であってほしい どんな子であっても 受け入れたいのです お母さんに安心してこの場に居て欲しいのです 私自身 上の娘が 落ち着きがなく どこへ行っても どう叱っても駄目でした 落ち着きのない子供をつれて歩くことは とても恥ずかしく思える時期もありました 第一子というものは 何もかも気になるようです 育て方が悪いからかもしれない しつけ方が悪いのかもしれないと 子供を育てることが 不安で仕方が無かったことがありました 落ち着いて座る子のまわりを うろうろしたり 奇声を発したり・・・ そんなときに 「大丈夫ですよ」と 誰が言ってくれたでしょうか
自分の経験からです 仲間を前にして はしゃぐ子供を制することができないのは 娘を追う私の姿が重なるからなのです
「子供を育てることには全く自信がありませんから 『私はこんな駄目母です』と 安心してもらうことならできそうです」 そんな気持ちからお手伝いを始めた この会です
不安を抱えて帰って欲しくない これでいいんだと 安心や自信を持って 帰って欲しいのです
今日指摘されたことは 人の持つ教養としては とても大切なことだと思います 決して否定してしまわずに 心にとめて携わることが大切だと思いました
親の目から見る姿 スタッフの目から見る姿 それぞれ違っていて当然なのではないでしょうか そしてそれぞれの良い所を取り上げていくことが大切です 良い会にしたい・・・
カップ一杯の紅茶から いろいろ学ぶことができました
異見
心に痞えていたもの
伝えてくれて
ありがとうございます
不安だった行いに
理由をつけることができました
理解してもらうことができました
決して自信は持てないけれど
全てが手探りではあるけれど
確実に一歩一歩踏みしめて
作り上げていきたいのです
そのためには
異なる思いが
とても大切なのです
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