いっしょくんの日記

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2002年10月07日(月)  学習参観


 小学校の自由学習参観です
 保護者であることの確認を取り
 一週間 自由に出入りが出来て
 授業の様子を参観することが出来ます

 「尊徳学習」と名前のついた
 娘のクラスの3時間目の授業です
 外部から講師の先生をお呼びして
 お話を伺うものです

 この時間を選んだのは
 講師の先生のお名前が
 私が小学生だったころ
 お仕事をされていた先生だったからです
 お顔を拝見したいというのも手伝って
 参観することにしました

 やっぱりそうでした・・・
 受け持たれたことはありませんが
 優しいものの言い方や 穏やかなまなざしは
 当時と少しもお変わりなく
 御髪がずいぶん白くなられたと感じたくらいで
 子供に話しかけるときの
 腰を低くするしぐさは
 とても懐かしく思われました
 
 二宮金次郎さんは この町で生まれ育ち
 この町のために 尽くした人物として
 どこの小学校にも 像がおかれています
 勤勉であったという点では
 日本中に像が置かれているのかもしれません

 まごころを常に忘れずに・・・・・至誠
 多く持つものは持たないものに分ける・・・・分度
 蓄えておいたのを人に差し出す・・・・推譲
 人のために働く・・・・勤労
 金次郎さんはこんな話をして
 人々を教育して行ったようです
 素晴らしい指導者だったのですね
 それでも人の裏切りやねたみに潰されて
 断食修行などして 自分を取り戻したそうです

 人や物には良いところ 役割(徳)があり
 それを十分に生かすようにする(報いる)・・・・報徳
 というのだそうで
 そういえば小学校の校歌に
 こういった漢字がいくつか入っていたのを思い出しました

 二宮金次郎(金治郎) 役所で間違えてしまったために
 二つの書き方の名前を持つそうです
 尊徳というのは「たかのり」というそうですが
 読みにくいことから 「そんとく」と呼ばれるようになり
 これは忌み名といって 生前の名前を
 死後も呼ばれることを嫌ったためにつけられたそうです
 ですから生きている間には呼ばれなかった名前です
 
 自分の住む町に 縁のある人を知ることは大切です
 子供たちのほうが 金治郎さんのしたことを知っていました
 
 そういえば 私には金治郎さんの知識が少なすぎます
 今日の授業は 私自身も小学生に戻り
 二宮金治郎さんという人を学ぶ いい機会でした


   一家仁 一国興仁 
    (いっかじんなれば いっこくじんにおこり)
    長を務める人に思いやりがあれば
 
          国中に思いやりができる

   一家譲 一国興譲
    (いっかじょうなれば いっこくじょうにおこり)
    長を務める人に譲り合う気持ちがあれば

          国中に譲り合う心が起こる

   一人貧戻 一国作乱 其機如此
    (いちにんたんれいなれば いっこくらんをなす
        そのきかくのごとし)
    一人でも心貧しい人が居れば 
 
          国中が乱れてしまう

 金治郎さんの像が薪を背負って
 手に持っている本には 
 こんなことが書いてあるらしいです
 壊れてしまうといけないから 確認しないようにと
 釘を刺されていました・・・・
 ・・・・子供が・・・ですよ!



       指導者


    良い指導者に恵まれ

    自分が豊かになり

    隣人が豊かになり

    村が豊かになる

    一人のもたらす能力が

    大きく世の中を変える

    私がそんな人物と今出逢ったら

    どういう影響を受けて

    どう変わり

    どんな人生を送るだろう
  

    


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