いっしょくんの日記

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なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2002年09月22日(日)  十六夜

 16日の月
 今夜は十六夜(いざよい)です
 17日の月 明日は立待月(たちまちづき)
 18日の月は 居待月(いまちづき)
 19日の月は 寝待月(ねまちづき)
 20日の月は 更待月(ふけまちづき)
 と 調べてみたら十五夜から一日ずつ
 月に名前がついていました
 昔の人が月を大切に思う心と
 欠けていく月に対する優しい思いやりのようなものを感じます

 立待月は立っている間に月が出るということから
 居待月は座って月を待つのだそうで
 寝待月は月が出るのが遅いので寝て待つということで
 更待月はかなりの時間月を待つということのようです
 人の生活に結び付けているところなど
 なかなかにくい計らいではないですか
 立ち働き 仕事を終えて食事などとりながら座り
 疲れを癒すのに体を横にして
 物思いにふけりながら 月に目を移す・・・
 時間で動かされず 自然に人がそうなっていくさまが
 優雅な表現となって 時を知らせています

 明日はお彼岸の中日です
 春分の日と秋分の日を「お彼岸」と定めて
 仏教では 煩悩を捨て 悟りの境地に達することとあります
 暑さ寒さも彼岸まで 本当にこのあたりを境にして
 気候が変わります
 春は牡丹餅 秋はお萩
 この花を愛でていただくと言う事なのか
 どう見ても名前には似つかない形のお菓子をいただき
 この日を過ごします
 誰がどうしてこうしてきたのでしょうか
 四季のある日本ですから 
 次の季節に向けての 気持ちの切り替えに
 必要な儀式だったのかもしれません

 近くのお寺の垣根に沿って
 萩の花が咲き始めていました
 真夏の暑さに耐えて
 ちゃんと息づいて 花を咲かせています
 秋の七草・・・
 七草の1つに入れてもらおうと
 さまざまな花が咲き競います
 萩 すすき くず なでしこ おみなえし ふじばかま ききょう
 山上憶良が歌に詠んでから定められたといいますから
 外国からやってきた雑草や生態系の変化で
 日本古来の草花は押されがちかもしれません

 日本の秋の楽しみ方を
 もっともっと 昔の人に教わりたいです



           
       ひがんばな



     どこにでも咲くひがんばな

     そのため呼び名は100種類

     綺麗な形でありながら

     時季が悪いと嫌われて

     毒があるから嫌われて

     それでも寂しさ染み渡る

     秋には私が必要と

     褪せゆく色の山々に

     赤みを差して彩って

     お役に立っているんだね


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