三楽の仕事日記
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2012年02月29日(水) 養護教諭研修会にて模擬授業

 いつもの業務。午後からの模擬授業のシミュレーション。風邪についての知識注入。板書で困らないように漢字チェック(笑)。

 会場には1時間ほど前に着いて、教室作りを皆さんと。生徒役になっていただくのを16人と決めて、男性の校長先生らは座席指定。研修前に30分ほど校長先生らと情報交換。話題は学びの共同体に集中。神奈川?で授業をご覧になられたようで、抽象論ではなく具体論で、濃密な意見交流。

 模擬授業開始。「今日は前回の授業づくり研修の具体化です。授業をしたり解説をしたりしますので、あちこちに話題が飛びますがよろしく。わざわざ子ども役になっていただかなくても、素の自分で授業に参加してください。おそらく養護教諭の皆さんでも悩まれる場面があるのではと思っています」といった話から。

 「あなたが知っている病名・かかったことがある病気を書いてください」と指示をして、〇つけ法開始。
 これは〇つけ法と言いましたね。こうして褒めながら〇をつけていきます。書いてあることを言っていますね。それは・・・

 といった調子で、授業+解説で進行。第一発問で、フロアの参加者も含めて意見が大きく分かれる。だから授業は面白い。基本は仮説実験授業の授業書をネタとしたとしたので盛り上がらないわけがない。「授業は布石の連続ですよ」を実証した第二問も意見が分かれ、こちらもわくわく。自分で探し出したある資料は大ヒット!

 冒頭の病名で、K指導主事が「アルコール依存症」を書いてくれた。これは取り上げないわけにはいかない。披露すると、皆さん、大笑い。

 「風邪などの病気はウイルスや細菌が体の中に入ることによって引き起こる」を押さえた授業のまとめの段階で、初めに書いた病気の中で、ウィルスで引き起こされるものを発表しましよう、という発問。ここでアルコール依存症を取り上げないわけはない(笑)。

 「ウィルスで起こる病気ですか?」という問いかけに「はい、事務所内にウィルスがいます。冬になると特に活発です」という実に洒落た返答で、皆さん大笑い。

 自分で言うのも、と思いながら書いてしまうが、こんなに「授業の攻めと受け」がうまくいったのは久しぶり。特に「受け」は大満足。授業は本当に楽しい。

 ***

 親しい皆さんと懇親会。どれだけ笑ったことだろうか。アルコールも知らぬ間に十二分に吸収。家に帰ったら体中真っ赤。茹でたタコみたいな体(笑)。いやあ、楽しかった。皆さんに大感謝。

 


2008年02月29日(金) インタビューを受ける中で
2004年02月29日(日) NHKスペシャルの感想が行き交う