三楽の仕事日記
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2006年02月26日(日) IT活用による元気な学校づくりフォーラム

 9:00東京カンファレンスセンター品川へ。品川駅直結の会場はとても便利。

 今年で5回目となる「IT活用による元気な学校づくりフォーラム」。400名近い参加者で大盛況。大ホールは舞台からは一番後ろに座っている方の顔が分からないほどの大きさ。こんな大会場で登壇するのは初。思わず身震い。

 午前中は三原宮崎岩谷校長と僕とで「学校HPで学校はこう変わった」と題した分科会開催。当初は4人で学校の変化を語ろうと思っていたが、メンバーがメンバーだけに僕は司会に徹することに。この分科会で感じたのは、やはり校長はビジョンを語り、自分でも動かなければいけないということ。

 宮崎校長がお一人で学校HPをアップされていることに驚き、なおかつ、さらに「授業の裏側」も知らせていきたいという思いには感服。岩谷校長のDO!DO!精神。やってやってやりまくりまっせ!という姿勢が、職員はもちろん、生徒も保護者も地域の動かしているのがよく分かった。三原校長はさすが地域立の学校長だけあって、地域とのよりよい関係作りにHPは欠かせない事実を教えていただいた。

 午後は3つのパネルディスカッション。二つのパネルに登壇。初めのパネルでは、授業でのIT活用関連で、その昔の実践「数学発見型ソフトウエア」を紹介し、模擬授業をやった。反響があった。二つめは日本の学校を元気にする校長メンバーの一人として登壇。精鋭ぞろいなので僕は解説員。「校長会で浮いていませんか?」という質問を思わずしてしまった。

 三つ目のパネルディスカッションは何と言っても副島教育長の主張が楽しみで、完全に参加者側の気持ち。教育委員だより、Web教育研究所の事例を通して、事実から施策を推進する手法が披露された。そのほか校長には耳の痛い話がいくつか。会場から「小牧の教育長はすごい!」という声を聞くことができた。

 そして、いつものように堀田先生のコーディネータぶりには感動の連続。達人!何度「お見事」という言葉が出たことか。打ち合わせ時の堀田先生談。「サファリパークにきた感じ。様々な猛獣を50分間で檻におさめるのは一苦労」なるほど!と納得。本当にパネルリストは自由に、時にはITから大きく離れて発言。堀田調教師のおかげで、最後はどのパネルもITとの関連がはっきりして、主義主張もしっかりと整理していただけた。本当に凄い方だ!

 どの分科会・パネルも満足していただる内容で、参加費前売り1800円(当日2300円)はけっして高くない。良質のフォーラムになったと思う。本当は見たかったが、同時並行で見られなかった本校の原さんのタブレットPC実践報告も反響があったようだ。とても感想が楽しみ。

 終了後、皆さんで懇親会。指名もされていないのに司会業。どうしても、ついつい・・・。性分だから仕方ない。

 帰りの新幹線では神戸先生とお隣。共に歩んだ小牧中時代を振り返る。中川先生ご夫妻に家まで送っていただき、大きな仕事は無事終了。あっという間に記憶なし。


2005年02月26日(土) プロジェクト会議乗り切る
2004年02月26日(木) 来年度の教育構想検討終了
2003年02月26日(水) 学力向上フロンティア事業協議会