三楽の仕事日記
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2004年12月25日(土) 第2回明日から使えるGC活用研究会

 午前3時過ぎに寝たのに7時には目が覚める。再度、模擬授業について構成を考えてみるが、出席者によって授業の流れも変える必要があるはず。ざっくりと流れを確認して出かける準備完了。
 
 9時小牧中着。すでに石川さんが準備。僕は多目的ホールで椅子並べと掃除。模擬授業教室へ機器配置など。昨年は大雪。「よりによって、なぜこんなに日に・・・」という涙も出そうだったあの日を思い出しながら作業を進める。

 10時45分ほどには発表者らがほぼ揃い、打ち合わせ開始。新企画の発表実践に点数をつける演出に対して、見る側を意識して、いくつかのアイデア出し。採用されて、ますます面白さが増したと自己満足。

 昼食時は杉山吉茂先生の隣席。ラッキーな席。四方山話のあとにさっそく僕の授業論「子どもの発言を数学の舞台にのせる教師の言葉が授業の命」と話す。聞いてもらえただけでもうれしい。

 13時、スタッフもいれて70名ほどで研究会開始。初めは杉山先生の講演「いま、なぜ、図形指導か?図形指導でねらいたいこと」。先日の根本先生の話といい、ますます数学への魅力を感じさせてもらえる講演。こんないい話が聞けるのに、地元小牧が少ないのが本当に残念。

 続いて、実践発表に点数をつけるという大胆な企画。飯島さん、川上さん、武藤さん、上原さんのそれぞれの実践発表に対して、互いに点数をつけあい、大御所の杉山先生も最後に採点。大西さんの安定したコーディネートで、それぞれの実践の良さとポイントが明確になった。好企画。特に武藤さんの主張は、僕のその後の模擬授業ネタを変えようかどうかと揺さぶられる主張。「廊下までは教師だけの課題。教室に入って、それを5分から10分間で、子ども自身の課題となるようにするのが授業である」ことを模擬授業で体感してもらおうと決意。

 15時40分から模擬授業開始。集まっていただいた方々を見ると、僕が偉そうに授業がやれるような方々ではなく、心は萎縮。まあ、川上さんがつっこんでくれるだろうと思い、授業開始。作図ツールを扱う時に自分が意識して用いる授業技術、教材研究のおりに考えたことなどを織り込みながらの模擬授業。授業好きな方ばかり集まっているためか、実に反応もよく、参加者にのせてもらって、ギャグもいっぱい。笑いがいっぱい入った、そして自分で言うのもなんだけど骨太な授業論が展開できたと満足。「川上さんとは反対、ここで武藤さんがいたら怒られる、これが愛知の管理教育」など、あとでDVDを見た人からクレームがきそうな1時間。子ども役になっていただいた方々にも失礼な言葉の数々だったような・・・。まあ、やってしまったものはしかたがない。とにかく自分がおもしろかった!(それでいいのか!とこれも言われますね)

 大急ぎで片づけて、懇親会へ。すごい面々で話も弾む。唯一、川上さんが不在なのが残念。来年度も小牧で開催することを決定。ほとんど一人で会をしきってくれた石川さんに感謝。次年度は小牧の仲間で会の運営を行い、全体のプロジュース力を高めることを決める。チャンスをみんなに広げたい。これが自分の責任。

 帰宅。とうとうダウン。日記も書きたいと思いつつ、いつのまにか横になる。これで今年度のイベントはすべて終了。いよいよマガジン執筆作業。
  


2003年12月25日(木) 通夜段取り、お手伝い