三楽の仕事日記
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2004年10月07日(木) 研修会で講演

朝の打ち合わせでいくつかの連絡(人事、給食カットのこと)。二日間学校をあけるので、いくつかの確認をして退校。名古屋→新大阪→尼崎→宝塚→山南町立和田中学校で開催される「丹有地区中学校数学教育担当者研修会」へ。宝塚からは迎えの車に乗せてもらっての移動。車の中で食事をとりながら1時間ほど。

廊下で出会ったほとんどの生徒から気持ちのよい挨拶が返ってくる和田中学。感心しながら研究授業の教室へ。少人数学級による1年方程式利用授業。子どもたちも授業者もよく頑張っていたが、残念なことは、積極的に授業を見て大いに学ぼうという先生方が少ないと感じたことだ。廊下からはなかなか子どもの表情も読みとれないはず。せっかくの機会をなぜ大いに利用しないのか?

協議会で授業者から授業構想と反省。それに対しても40名弱の先生方から質問も意見もなし。もったいない。学んだ点をみなさんで話すだけでも、とても良い会になるのに・・・。

このような状況なので、予定より20分も早く講演会開始。与えられた時間は1時間20分。正直、重い雰囲気。まず、これをなんとか打開したいと思い、自分が今日の授業から学んだことを20分ほど話す。「授業は攻めと受けの絶妙なバランスの上で成り立つ」という野口さんの言葉を元に、教師がいかに子どものつぶやきや発言、動きを上手に受け、生かしていたかを話した。続いて与えられたテーマ「少人数授業」について話の重点をシフト。何と言っても、少人数の良さは子どもをしっかり見ることができること。「私も一人一人の先生方のお顔をしっかり見ながら、どのような話をしたら、ここにやってきた価値が生まれるのかを頭の中で必死になって考えて話しています」と思いを伝えた。「○つけ法」などの紹介もしながら、最後は模擬授業。後半はとても先生方の反応がよく、いつも以上に笑ってもいただけ、満足の1日となった。

終了後、すぐに学校を出て、宝塚から大阪、難波へ。ちょうど18時ちょっと過ぎ。もう一つのいわゆるお仕事へ(笑)。とても充実した満足の三席を聴いて、自宅には最終電車で帰宅。

メールを確認したらJAET大会での原稿不備の指摘メールあり。申し訳ない。急いで返信。今日も26時に横になる。


2003年10月07日(火) 生徒と1時間