三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月02日(土) 「サービス哲学」を読んで

 「サービス哲学」(窪山哲雄著)を読む。窪山さんは漫画の「ホテル」の東堂マネージャーのモデルになった「伝説のホテルマン」といわれる方だ。サービスの神髄というべきものが書かれている。「心→技→体」のサービスこそが人の心をうつもので、まず心が伴っていなければ、どんな技術をもっていても、人の心を打たないという。

 これはすべての職業に当てはまることで、例えば「○つけ法」という教育技術でも、子どもをよく見て少しでも向上させようという心がなければ、どれだけ早くできたところで、その技術の効果は生まれない。次から次へ教育改革の波は学校にやってくるが、形を変えるだけでは、現場は忙しくなるだけで、その効果は生まれない。逆にこの改革の根本はどこにあるのかをしっかり心でとらえないといけないと、改めて考えさせらる本だった。

 夕刻から学校へ。昨日1日、学校を空けていたので、文書の確認など。体育館ではバスケットボールの新人戦、PTAはバンブーインスタレーションの準備で竹の切り出し、ジュニア奉仕団は地域ふれあいフェスティバルでのバザーの準備と、休日でも学校で様々な活動あり。少しずつ顔を出させてもらって、感謝するのみ。

 学校ホームページネタとして、前田さんからは清掃活動、遠藤さんからは竹の切り出しの報告と写真が届く。さっそくアップ。4月当初、地域とともに作るホームページという目標も掲げたが、これも具現化しつつある。本校のホームページのシステムを取り入れようという学校もチラホラあると聞く。うれしいことだ。しかし、どんな形のホームページを作ろうとも、最終的には「心」だということを肝に銘じておきたい。



2003年10月02日(木) 日記を宣伝していただいて