三楽の仕事日記
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2004年07月11日(日) こまきあんず主催の講演会へ

10時から東部市民センターでのこまきあんず主催・交流の広場へ。

今回は神父・聖カピタニオ女子高等学校長のギュンタ・ケルクマンさんの講演「精一杯生きる より楽しい人生を送るために」。

1967年に来日。すでに37年間の日本生活。達者な日本語で、経験に基づいた人生の歩み方についての講演。

「先生は、先に生き方を教える人であること。人間の基本的な欲望はとにかく生きたいということ。命との出会いを思い出してほしい。命の神秘への感激が薄れてきているのではないか。良い環境かどうかの判断基準は子ども。まず今の自分を受け入れることが精一杯生きること」など、思わずメモする言葉多し。久しぶりにこういうことを考えたなあという思いに。貴重な2時間となった。

「最近は日本語が乱れていますよ」という指摘ができるほどの日本語力にも感心。学校長として「心の教育」の重要性を強調、家庭で教育すべきことがあまりにも学校にシフトしてきているという指摘も。同じ立場として、教員の「心の教育の研修」について、どのように考えてみえるのか、機会があれば聞いてみたいとも思った。

帰宅して「なにわ華ものがたり」(中川絹子・桂米朝と一門を支えた半生記/廓正子著)を一気読み。奥さんの米朝門下評が貴重。


2003年07月11日(金) 来客、電話が多い日