三楽の仕事日記
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2004年03月04日(木) 夢追いかけて

のどが痛い!風邪?用心、用心。1日の高校卒業式での寒さのせい?

1時限目1年数学。大きな段ボールを持ち込んで、角柱について様々な観点から分析。ある子どもが両手を広げて平行を示したことから、授業がおもしろくなった。それを他の子どもが面積が同じことを表しているととらえたからだ。ずれが授業のおもしろさを生み出した。また、式表現で鋭い指摘をした子どもがいて、さらにおもしろさが増した。ああ、楽しかった1時間。

10時から映画鑑賞。「夢追いかけて」。全盲の公立中学校教師、パラリンピック金メダリストの河合純一さんを描いた映画。本当にすごい人がいるものだ。子どもの心を耕す良い映画。上映して良かった。お母さん方はかなりの人が涙ぐんでいた。

午後は視察対応。今日は岡山から。正直なところ、説明はうんざり。しかし、遠路はるばる貴重な時間と旅費を使っての来校。気持ちを立て直して説明を始めたら、こちらが思いもしないような質問。それで「伝えたい病」が一気に発病。気づいたら13時から16時の3時間。どこが説明がうんざりなんだ!とつっこみが入れられるようなベストに近いプレゼン。

玄関までお送りして気が抜けたら、全身疲労。椅子にへたり込み、しばし茫然自失。そこに来客。私の顔をみて「先生、疲れてみえますねえ」と一言。

さあ、ようやく事務仕事開始。ふっと時計を見たらもう夕方。1日の勤務終了時刻。ああ情けない。まず「家庭教育学級推進事業」の報告書作成。受付文書整理。映画会社への報告など諸々の仕事を片づけ。

体育館から声がかかる。明日、出張のため、3年生が作った3年間を振り返る力作のプレゼンを見ることができないため、リハーサルで見せてもらうためだ。午前中の映画にも感動したが、このプレゼンにも感動。これもすごい!

職員室に戻り帰宅の準備をしていると、保護者から質問メール。ちょっと重い内容。こういう場合は返信が早いことがまず必要と思い、関係者に事情を聞いて、レス。

ますますのどが痛くなり帰宅。またもや小牧市教育長だよりが更新されていることを発見。内容は、昨日、指導主事に質問したWeb教育研究所関連。

少なくとも教育の実践や研究は楽しいと思える先生を、一人でも多くしたいと考えています。教師としての実践と研究の楽しさを感じられる先生が一定数に達したとき、市内の各学校での授業や研修の質が変わるだろうと期待しています。

教育長が一番楽しんでいる。よし、自分も応募をしようか、どないしようか?明日は午後から東京ビックサイトへ。


2003年03月04日(火) 視察の方の日記に喜ぶ