三楽の仕事日記
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2003年09月04日(木) 風は幾分さわやか

9時より1時間、市の生涯学習課と9/12市P連役員会・母親委員会での進行について打ち合わせ。土日開催の子どもの学び支援プログラム一覧など、話し合いに良い材料を揃えていただいた。3部構成で参加者とのやりとりをできるだけ生み出すように決定。

3時間目授業観察。2年変化の割合の授業。いいヒントをもらった。4時間目は自分の数学の授業。職員室ネットワークに次のような観察日記を書く。
■4時間目 玉置 1年数学
自分の授業観察日記はおかしいが、おもしろかったので。
式の値を求める2時間目。x=2のとき、10/xの値は?これはだれもが求めた。「5」。ではx=−3のとき、10/xの値は?これもクリア。x=1/2のとき、10/xの値は?これについては、3人から1/2を0.5として値を求める考えが出された。なるほど。10/0.5なら誰もが計算できる。10/x=10÷xとして、それで10÷0.5。これでみんなが一安心したところで、ではx=1/7のとき、10/xの値は?これについては1/7を小数にして0.14285714・・・として、さあ困った。割り切れない。10/0.14285714・・・は計算できない。一人の子どもが四捨五入したらどうかと提案。本当にそれでよいか???すると、10÷(1/7)として10×7=70。やはり、スモールステップでちょっぴり困らせながら考えさせるとおもしろい。

K小学校から優れたW先生やS教授の授業ビデオがないかなどの問い合わせ。協力することはやぶさかではないが、何をやろうとしているか、どうもはっきりしない。ビデオを見ただけでは力量は高まらない。どう活用するかがポイントなのだけど。
アピタ店長から依頼あり。打ち合わせで30分ほど。いろいろな情報を聞いた。新しいコンピュータシステムについての導入説明会に参加。無線LAN、ネットワークスキャン、クライアントを一斉制御するシステム等、便利なものが多い。なんといってもコンピュータ室で互いに顔が見渡せることがうれしい。ごく普通の形態で授業がやれる環境になった。
午後7時より「たくみの会」。一宮のI先生の国語授業ビデオを元に「授業検討の方法を検討するシリーズ」の3回目。実にいい授業。子どもがよく鍛えられているし、教材研究も十分なされている授業。授業者の力量の高さが十二分に分かった。必然的に検討会も面白く、あっという間の2時間だった。その後、今後の打ち合わせもあって帰宅は零時ちょっと前。