| 2004年02月15日(日) |
『エドガーさんは行方不明』 |
「やだー、わたしったら」
が、心の中の密かなマイブームだったりします。 それくらい、スーザンは可愛らしかった。 実際にこんな女の子が、友達ほど親しくもなく傍にいたら、張り倒したくなるくらいの、天然ボケのお嬢様。 世の中、彼女みたいに生きられたら、どんなにか楽しいだろうなぁ。 それに輪をかけたように、船旅の途中で知り合い、即効婚約した、資産家の坊ちゃま。二人の掛け合いが、まさに「バカップル」で、もう観ているだけで、そこだけ春でした。
エドガーを殺そうとする櫻井淳子(役名忘れた)は若くて、美人で、魔性の女そのもので、とっても素敵でしたが、でも、オイシイのはスーザンなんですよね。 このあいだ若手お笑い芸人が相方を募集するのに、ボケの方がオイシイから、みんなそれになりたがるといっていたのが頷けます。
セットを動かさず、暗転だけの舞台って、わりと場所はリビングが多いんですよね。翻訳物は特にそうですが、ソファーセットと暖炉、2階に続く階段、部屋(玄関・地下室・キッチン)への扉と、芝居は違っても大抵そろっています。 その中でも、暖炉の上の小道具が重要アイテムだったりするんですよね。写真とか。 笑ったのは、秘密の部屋と繋がっている扉を開ける仕掛けと、金庫を出す仕掛け。とくに金庫はどう考えても一人では開けられないから、隠した意味がないような気がします。
キャスト紹介の後の、幕引きが、映画みたいでした。部屋を出ていった最後の人が、手だけドアの隙間から出して、部屋のスイッチを消すんですが、その掌が裏返ると「END」が大きく書いてあるという…。 あれを舞台でやるとは思ってもいませんでした。わりと小規模の劇場だから、やることにしたんでしょうね。大劇場だと、さすがに遠くの客席からは見えませんもの。
これはオチがわかってしまうと、ちょっと面白さが半減してしまうクチかな。でも、キャストが良かったらまた行きたいですね。
|