CYMA’S MURMUR

2010年08月28日(土)   THE TIPPING POINT


今日は久々に休日出勤はなしで。

用事を片付けるだけの日。
歯科と皮膚科へ。
それ以外のことをする気力はなく
タリーズでマンゴスワークル飲んで帰ってきた。





"The Tipping Point"がかなり面白くなってきた。

そもそもTipping Pointって何かというと
(面倒なので裏表紙の文言をコピりますが)

THE TIPPING POINT IS THAT MAGIC MOMENT WHEN AN IDEA, TREND, OR SOCIAL BEHAVIOR CROSSES A THRESHOLD, TIPS, AND SPREADS LIKE WILDFIRE.

ってことだそうだ。

流行、噂話、あるいは性病、、、
そういうものがある地点を過ぎると急激に蔓延する。
その「ある地点」を越える要因の解説、ってところだろうか。

Chapter One:THE THREE RULES OF EPIDEMICS
では、流行の3原則が示される。
(1) THE LAW OF THE FEW
(2) THE STICKNESS FACTOR
(3) THE POWER OF CONTEXT

Chapter Two:THE LAW OF THE FEW
では、少数のモノ・人が爆発的流行の起点となることが説明される。
Connectors, Mavens and Salesmenがキーワード。

Connectorsは非常に社交的で人脈に富む人達。
人は大抵1つか2つの団体/グループ/業界にしか属していないが
この手の人は1人で幾つもの全く異なる性質のグループに属し
人と人をつなぐハブ的役割を果たす。

Mavensは識者。知識・情報自体に非常に興味があり
それを語ることに積極的な人たち。
(最近だと森永卓郎のイメージだなぁ)
そしてSalesmenが意見をより浸透させていく。

Chapter Three:THE STICKNESS FACTOR
では、セサミストリートを例に取り
流行を作りだすには情報が「記憶に留まる」
ようにすることが肝要だと示す。

この章が、抜群に面白かった。
私の日ごろの興味と合致している話題が多くて。

セサミストリートは子供番組なので
子供相手の理解度実験等が繰り返されていたそうだ。
児童心理学・認知心理学も絡んでくる。

今回初めて知ったのがMutual Exclusivityという考え方。
子供は1つのモノ・人に2つの名前があるとは考えていないという。
つまり、1つの名前があるモノに対して、名前とは異なる言及が
された場合、それをモノの属性として理解するというのだ。

リンゴと赤いという単語を知っている状態で
「丸いリンゴ」と聞かされると
「丸い」というのはリンゴの属性について説明しているもので
色以外の意味なんだろうなと子供は推測しながら理解していく。

うん。面白い。

結局この章では、伝説的な成功をおさめたセサミストリートの
要素を流用しつつ、全く新しいBlue's Cluesという
子供番組が作られる過程と、子供相手に特に重要視される
Sticknessの作り方について示されるのだ。

いや、やっぱMALCOM GRADWELLは面白いね。
ほとんど辞書要らずでスラスラ読めるのもいい。




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