年初早々暗い話で恐縮ですが、 年末年始ずっとニュースに取り上げられていた『年越し派遣村』。
私このニュースが嫌で嫌で、 耳にするたびチャンネル変えたくなって、 そう告げたところ妹に「なんでそんなに過剰に反応するのさ?」と 最もな突っ込みを受けてしまった。
さて、なんでだろう?
せっかくの連休に暗い気分になるというのももちろんあるけど、 それだけじゃないんだよなぁ。
「派遣」ってものに対してモヤモヤした思いがあるのも事実。
これを言っちゃうと反論も多そうだけど、 派遣ってのは不景気時に素早く雇用調整するための雇用形態なのだから、 真っ先に切られるのは当然だと思ってる。
正社員につきたくてもつけなくて派遣してる人と、 正社員なんて御免だ自由なのがいいって派遣してる人と2種類いるはずで、 前者には同情するけれど、後者については仕方ないよなぁとも思うのだ。
どんだけリスクヘッジしても、突然の大波には対処のしようがないだろうし、 そういう意味では家があるというのは非常に有難いことかもしれず、
うーん、やっぱ暗くなるからこのニュースが嫌なのか?
子供ってリスクでもあるけど、保険でもあるじゃない? 私は年金保険にも入ってないし、先行き暗いわけ。
だから、なのかなぁ。
不景気も永遠に続くわけではないだろうし(好景気もね)、 必要以上に憂える気もないけれど。
厄介な世の中だ。
ちなみに他の方のブログで、
製造業の派遣をなくす ⇒ 正社員増のために企業のコスト増 ⇒ 競争力低下 ⇒ 工場が海外拠点に移る ⇒ 日本の産業衰退
という危惧があるから一概に派遣を正社員にすればいいわけではないという 主張をされていた方がいて、納得。
論理的な意見っていいわね。
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