CYMA’S MURMUR

2006年05月18日(木)   ダメな人


やっと自社で落ち着けた。

まだまだ客先作業は残ってるから気は抜けないけど、
帰れる日には早く帰る!を合言葉に勤しむ日々。

定時で退社することに罪悪感を抱く必要なんて全然ないのにね。




私が担当したシステムは、今の所問題なく動いている(はず)。
全然たいしたのじゃないんだけど。

本稼動後、1つ致命的な故障
(ユーザが私が想定していなかった某オペレーションをすると挙動がおかしくなる)
が見つかったけれども、その対応も完了して、あとはドキュメントを残すのみ。

一方、ボスが抱えるシステムは巨大かつ複雑なので、まだまだ波乱がありそう。
サーバサイドのDB処理の一部を私は手伝ったのだけれど、
どうもそこのパフォーマンスがイマイチだという問題もある。

元々設計時には、1回の最大処理件数は多くても100件程度、という話だった。
なのに蓋をあけてみたら、2000件処理したいだの、
1万件処理したいだの、クライアントが言い出して混乱気味。

遅いのは作る前からわかってて、
「本当にこの方式でいいのか?パフォーマンスが出ないと思う」
という話はしてあった。
でもボスがいいって言うんだもん。

今週、前に私が推奨した方式を軽く試して見せてあげたら、
余りの処理スピードの速さに「選択間違えたなぁ」とボスはつぶやいていた。

そうでしょう?
あなたのやり方はとても素人臭い。
一見汎用性や拡張性があるように見えるけど、そんなに物事は簡単じゃない。
今まで大型開発をやってきた私から見ると、ありえないメソッドだ。

あの時、もう少し強く主張してあげればよかったかな、
と思わないでもないけれど、
でも言っても聞かなかったんだもんなぁ。

そんなに大量のデータを処理するわけではない、という前提があったし、
「顧客はスピードより拡張性を望む」という彼の判断もあった。

でもやっぱり、私はあまり説得にパワーを割かなかったのだ。
所詮他人事だったというか。

こういうの、許せない人もいると思う。

自分でもわかってるけど、
私は本当にそういうところ(も)ダメな人なんだよなぁ。。。




本日は定時退社でマッサージに寄ったあと皮膚科へ。
定時後を自由に使えるのっていいなぁ。






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