| 2006年04月12日(水) |
おじさん&子供と張り合う |
「ESIO TROT」を読み終わった。 通勤時間片道で読了。4,500語。スローペース。
面白かった。
大人が主人公なのが、いい。 でもやっぱり物足りない。 子供の頃読めば、また違う感想になったんだろうけど、 私はもうピュアな心をとっくに失っているので、 どうにも甘いだけの話はなぁ。
気になったのは、次の2点。
(1) 自分のペットを他のと入れ替えられても気付かない? ・愛情が足りない?自己満足の飼い主? ・ペットの個性は関係ない?
(2) 策を弄して相手の注意を自分に向けることに罪悪感はない? ・嘘で得た愛情というのは後々心に響くのでは? ・っていうか、いきなり結婚?!
でもまぁ、子供向けにはよくできた話じゃないかなあ。 単純に展開も楽しいし。 Dahlの生涯最後の作品であるそうだ。
今、注目している日記が2つ。
1つは、40代のおじさまのNOVA日記。
日記を拝見している限りでは、 彼はとても流暢に話す。 でも、文法メチャメチャ。
読むだけでは、実際彼がどれくらいのスピードで 話しているのかはわからないけど、 そこそこのスピードがあればブロークンでもかなり通じそう。
actually とか definitely とかを連発。 文法は本当にメチャメチャ。 あり得ないくらいおかしな構文多数。 「変な英文を読むとよくないかも」って思ったけど、 そんなこと考える必要もないくらい間違ってるので、 読みながら綴りや構文をガンガン直す練習にはなった。
でも彼はこれで通じてる、ん、だろうなぁ。
NOVAでのレッスン時の会話の模様なんかが詳しく書かれている。 実際のレッスン時はともかく、 あとで家で日記に書くなら普通文法や綴りチェックしない? と思わなくもないけど、 そういうことに拘らないのが彼の良い所で、 流暢さの源でもあるのだろう。 レッスンでしっかり笑いもとってるみたいだし。 押しの強い明るい大人って感じ。楽しそう。
私に一番必要なのは、そういう瑣末に拘らないチャレンジなんだろう。 一方多分彼に必要なのは、緻密な文法や語法の勉強。 やってないみたいだけど・・・その辺りは性格だからお互い仕方ないよねぇ。
さて、注目の日記2つ目は、英語で子育てしてる日本人女性が、 バイリンガルになりつつある子供の英語発言を綴った日記。 いやぁ負けた。4歳児どころか2歳児でも結構なことを話すのね。
面白いなと思ったのは、 英語だと子供でも論理的に話すんだなってこと。
あと、子供が自然に順を追って英語を習得していく過程が とても興味深い。
3歳で、Why don't you ...? とかスラスラだし、 never +過去分詞のデビューは3歳1ヶ月、 流れとしては進行形・現在形を先に身につけ、 そのあとに未来形を習得したそうだ。
3歳4ヶ月で"Is this the ice cream you gave me?" なんて言っちゃう。 すごいスピードで成長していくのね。
3歳6ヶ月では"Can I have the chocolate that's in the fridge? " 関係代名詞はもうOK?
3歳9ヶ月で、付加疑問文もばっちりで、 "I wish Daddy were here. "なぁんて構文まで!
やっぱり今の私では4歳児にも勝てないよぉ。
頑張らなきゃ。
■メルマガに出てきた単語 sporadically 【副】 時々、散発的に
sporadic 【形】 散発的な、時々起こる、散在する、散在性の、散在的な ・ Sporadic gunfire was heard in the center of the city. 散発的な銃声が、町の中心部で鳴り響いた。 【レベル】11、【発音】spэrae'dik
reticent 【形-1】 無口な、押し黙った、感情を出さない 【形-2】 控えめな、遠慮がちな 【形-3】 いやいやの、不承不承の 【発音】re'tэs(э)nt
under way (事業などが)始まって、進行中で、(船が)航行中で◆【類】in progress ・ A new contract is under way, so please be patient. 新しい契約が進行中ですので、お待ちください。 ・ The construction of the new hospital is under way. 新しい病院の建設が進行中だ。 ・ Rescue efforts are under way. 救出作業が行われている。
stalemate 【名-1】 行き詰まり、引き分け、手詰まり、こう着状態 ・ The peace negotiations reached a stalemate. その和平交渉は行き詰まりを見せた。 【名-2】 《チェス》ステイルメイト ◆ほかに動かす駒がなく、かつキングがチェック(王手)されていないのに合法的な正規着手ができないために、ルールにより引き分けとなる状態。 【名-3】 《囲碁》関 【他動】 〜を手詰まりにさせる、行き詰まらせる 【レベル】11、【発音】ste'ilme`it
envoy 【名】 使節、使者、外交官、外交使節、公使、特使 ・ The president sent an envoy to discuss the economic situation. 大統領は経済状況について話し合う特使を送り込んだ。 【レベル】10
concession 【名-1】 譲歩、許容 ・ He made many concessions to her. 彼は彼女にだいぶ譲歩した。 【名-2】 (採掘権・使用権などの)特権、免許、利権 【名-3】 営業権、商店開業許可{しょうてん かいぎょう きょか} 【レベル】7、【発音】kэnse'∫n
hard-liner 【名】 強硬主義者、強硬論者、強硬派、信条を曲げない人、(宗教の)原理主義者 【変化】《複》hard-liners
economic sanction 経済(的)制裁、経済封鎖 ※前後の文脈から意味はわかったんだけど、"sanction"を私は、 J&Hの"the church will never sanction it!"で覚えちゃってるから、 どうにも「制裁」の方の意味がピンと来ない。 なんで、「制裁措置をとる」と「是認する」が同じなんだ? 復習の意味で、sanctionをもう一度下にのせておこう。
sanction 【名-1】 制裁措置、制裁 ・ The U.N. lifted economic sanctions against Iran. 国連はイランに対する経済制裁を解除した。 ・ The U.N. Security Council has decided to continue its sanctions against Iraq. 国連安全保障理事会は、イラクに対する制裁措置の継続を決定した。 【名-2】 許可、許容、裁可、賛成、支持、是認、認可 【名-3】 拘束 【他動-1】 (国などに対して)制裁措置を取る 【他動-2】 認可する、是認する、認定する、認める 【レベル】9、【発音】sae'η(k)∫n
resumption 【名】 取り戻すこと、回復、回収、再開、続行 ・ His resumption of duties occurred when he left the hospital. 退院後、彼は仕事を再開した。 【レベル】10、【発音】rizΛ'm(p)∫n
■ESIO TROT に出てきた単語 hibernation 【名-1】 冬眠 【名-2】 《コ》ハイバネーション、休止状態 ◆コンピュータの電源を切る直前の状態をハードディスクに記憶させておき、次に電源を入れた時にその記憶内容をメモリに戻し、電源を切る直前の状態から作業を再開できる機能。 【発音】ha`ibэ(r)ne'i∫n
hibernate 【他動】 冬眠する、冬ごもりする、引きこもる、避寒する ◆【反】estivate 【発音】ha'ibэ(r)ne`it
estivate 【自動】 夏を過ごす、避暑する、《動》夏眠する ◆【語源】ラテン語 aestivatus, aestivare(夏の間宿る)の過去分詞 ◆【反】hibernate 【発音】e'stэve`it ※夏眠する動物なんているのか? "i"という綴りだけれども[i]でなく[э]という発音する語、 destination, participate に引き続き3語目だ。
come down with 【句動-1】 (病気に)かかる、(病気で)倒れる ・ I feel like I am coming down with a cold. 私は風邪をひきかけている気がする。 ・ I think I'm coming down with the flu. インフルエンザになりかかっているようだ。 【句動-2】 (金を)出す、寄付する、支払う ※聞いても読んでも意味はわかるけど、使ったことないなぁと思って。 結構使い勝手が良さそうだから今度使ってみよう。
whiskers 【名】 ほおひげ
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