CYMA’S MURMUR

2006年03月21日(火)   この言語


夕方、携帯と自宅に何度も電話あり。
もちろん例の英会話スクールだ。

ゴメン、怖くて出られなかった。

営業ノルマがあって必死なのはわかるけど、
客が、「追えば落ちる」タイプか「追うと態度を硬化させる」タイプか、
見分けられない営業は失格だよ。
このまま私をリリースしておいて、
時々思い出したようにお得な新コースの案内とかを
ダイレクトメールしてくる方が営業戦略としては正しいのよ!

今の私にとって各種英会話学校の体験は、
90%冷やかしなんだけど、
心の底から「これだ!」と思えれば飛び込むと思うのね。
なんか目から鱗が落ちるようなアドバイスがあるんじゃないかと、
10%期待しているわけですよ。

いくらなんでもビギナーじゃないんだから、
テキストをしつこく確認して、かつ、
授業のメソッドもちゃんと体験させてもらわないと、
契約する気になんてなれません。
高額商品じゃん。

英会話学校ってのは、実際の英語力を売ってるというより、
夢を売ってる商売だよね?

ビギナーにはそれでいいよ。
「頑張ればアナタもペラペラに!そのお手伝いしますよ」
って夢を膨らませるのは構わない。
海外旅行でちょっとした買い物ができるようになった、
というレベルでハッピーになれればいいんだろうし。

でも中級者以上は、英語の上達は努力なしには成し得ないってこと、
身をもって知ってるんだから。
無駄なことに時間とお金を注ぐ気にはなれないんだから。

だからやっぱり「無料レベルチェック」とか
「体験レッスン」って嫌だなぁと思った。

レベルチェックだと大したこと話させてもらえないし。
どうでもいい話を散々聞かされるし。

本当は、有料体験がいいんだよね。
お金を払うことで権利が生まれるなら、その方がいい。
今通ってるスクールはちゃんと、
2回お試しコース(40分×2回 5250円)があったもん。

今後は有料体験コースを中心に探してみようかなぁ。





夜なんとなく教育テレビを見ていた。

ハングル講座の「会話の究極奥義」というコーナーだった。
面白かった。

  お仕事は何を(されていますか)?
  メーカーの方で(働いています)。
  どのような(ものを作っているのですか)?
  コンピューターです。
  すごいですね。
  いや、たまたま(そういう仕事をすることになっただけ)です。

というような(詳細は違うと思う)日本語の会話を紹介したあと、
日本語ではこのように述語なしの会話も多いですが、
この言語では述語が省略されることはありません、という説明と共に
ハングル語の会話が紹介されていた。

うむ。面白い。

でも気になったポイントは、解説をしていた女性が、
「日本語ではこう言います。この言語ではこう言います」
と言い続けていたことだ。

一度も「ハングル語」という言葉は彼女の口から出てこなかった。

今はNHK的には「ハングル語」というので統一されているようだけれど、
「韓国語」「朝鮮語」という呼び方も含めてまだ揺れがあるのだろう。
もしかすると、彼女は「ハングル語」という言葉を使いたくなかったのかもしれない。

そういえば昔は、タイトルを決めかねたせいで、
「アニョンハセヨ!」とかいうタイトルではなかったか。





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