「1ヶ月に1度は、文化的催し物に出かけよう!」企画が頓挫。
10月は、最後に駆け込みでフラメンコを見てなんとかクリアしたのに、 11月は、どうも食指をそそられるイベントもなく、漫然と過ぎてしまった。
多分、このまま12月も何もなく終わりそう。あぁ。 でも来年1月には1つ公演の予定があるし、また来年頑張ろうかな。
しかし「文化」という意味では、 先月・今月と、CD&DVDに投じている額はそれなりだ。 とは言っても、「月1企画」は外に出かけることが主目的でもあるので、 内向的に1人でCDを聴くというのは馴染まないのだけれど。
毎月、アマゾンからの請求が結構多額で、びっくりするんだよね。 好きなだけ好きなものを買う生活を改める必要があるかも。
でも、よく考えてみれば、CDに数千円払うのは、 マッサージに3000円払うよりマシかもしれない。 CDを買えば、数週間は行きも帰りも歌詞カードを眺めて楽しむから、 下らない文庫本を買ってしまうことも少なくなったし。 とりたてて趣味もないんだから、これくらいの出費はいいかしら。
うん。ユーロがもう少し下がってくれれば、 フランスとドイツから買いたいものがあるんだけど・・・
ところで、一昨日、 「さて、この暮らしに足りないのは何でしょう?」 と書いたけれど、答えの1つが見つかった。
それは・・・
トキメキ!
だ。
あぁ言葉にするとなんて陳腐。。。
数時間前に、ちょっとだけ”トキメく”ことがあった。 ほんの一瞬なんだけど。
で。
あぁこういう気持ちがないと生活にも張りがないよなぁ・・・と しみじみ思ったわけだ。
そして、更につい先ほど、 今度は同情というか、”慰めてあげたい”と強く思うような出来事があった。
君はなぜ床に座り込んで下から私を見上げて話しかけるのだ。 そして、うつむいて視線を落としたまま「ダメだった・・・」なんて言われたら、 思わずその可愛い頭を抱きしめたくなるじゃないか。
他人事ながら、私はハッピーエンドを信じていたのだ。 きっと上手くいくと、思っていたんだよ。
かける言葉が見つからない。
「精一杯やったんだから、今日はもう帰ってゆっくり休んだら?」
そう言うのがギリギリだった。
彼の希望が失われたことに、私もショックを受けている。 残念に思っている。
でもやっぱり他人事で。 そして、何故だか甘い気持ちも感じている。
全てを投げ出す覚悟を決めていた彼を私は応援していたけど、 目の前に存在してくれれば嬉しいのも事実だから。
私の無味乾燥な毎日に足りないのはスパイスかもしれない。 でもそれは、一時的なことでしかないのだ。 それは、目的ではない。永遠でもない。
だからやっぱり、 この淡々とした暮らしの中で、 何かを見つけていかなければならないと、
君の姿を見て強く感じた。
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