CYMA’S MURMUR

2004年11月20日(土)   モトカレに電話した

モトカレに電話した。

うちのPCが、本当に寿命を迎えそうで
(今週に入ってから急に調子が悪くなった)、
救う方法とか、次に買うべき機種とか、
確認したいことが何点かあったので。

2コールでヤツは出た。

本当は・・・出ないで欲しかったかも。

私の中には、
「緊急時には、彼にすぐつながるけど、
 それ以外はつながらないもんだ。そんなもんだ」
というジンクスがあり、

PCの相談程度で、つながってしまうと、
逆に本当にヘルプが欲しいときにつながらなくなってしまうのでは?
という意味不明な不安が起こったりするのだ。

なんか、本当に、彼は、暇をもてあましているみたいだった。

例の若い女の子をずっと追いかけてたときには、
どれだけ電話してもいないことの方が多かったし。

でも今は特にやりたいこともなく、
追いかける女性もなく、
だから勢いで引っ越したり、
ビッグサイズの液晶テレビに何十万も出したりしてるってわけ。


*********


とりあえず聞くべきことを聞いた後、
雑談していたのだけれど、

んー、あんまり話すべきことってないな。

と改めて思った。

共通の知り合いなんてものも少ないし、
どうでもいい話題をわざわざしなきゃいけないほど、
電話でつながっていたい相手でもない。
きっと、お互いに。


*********


そこで、ふと思い出して、
祖母の事故絡みで、父と思い切りバトった話をしてみた。

彼は父にも会ったことあるし。

やっぱり彼の切り口というか、分析は、面白い。

今まであまり意識していなかった自分の性格に、気付かされた。

つまり私は、

  自分に理があると思う場合は、
  徹底的に相手を叩きのめす

ということだ。

自分に理があるのに、大人の判断で、
コトを荒立てずに引き下がったりしないってこと。

うちの父は悪い人ではないのだけれど、
デリカシーがなく、反省もない。

彼と話していて思い出したエピソードがある。

うちの父は酔うと子供にチョッカイを出してくる傾向があり、
小中学生の頃、私と妹はよく、くすぐられたりとかして不快な思いをした。

で、根の優しい妹は、「やめてよぉ」と言うだけなのだが、

「酔っ払いに遊ばれるいわれはない!」と100%思っている私は、
父の手にかみついたり、ひっかいて流血させたり、したのだった。

少なくとも、かみついた回と、ひっかいた回があり、
まだ他にも数回あったものと思われる。

つまり、うちの父は、私がそれだけ激しく「嫌だ!」という
意思表示をしても、何回もやられるまで学習できない人だということ。

私は、何かやられるたびに、渾身の力で戦い、
そしていつしか、父は酔っ払っても私にあまり構わなくなった。

勝利!

そしてお馬鹿な父は、
いまだに酔うと、妹にチョッカイをかけている。

全くもって信じられない。
そんな父を受け入れている妹が。

酔っ払いの言動なんて、真に受けてちゃダメだよ、
ってのはわかるけど、
不快な思いをさせられても我慢しなきゃいけないとは、
やっぱり思えないんだよねぇ。

軽く「やめて」と言ってわかってもらえるならいいけれど、
わかってもらえないなら、実力行使するよ、ってこと。

なんだって、私はこんなに激しく育っちゃったのか?

「負けるタイプより、強い方が全然いいじゃん」
とお気楽にモトカレは言うけれど。

私の性格ってヤバイかも・・・
とあらためて思った深夜の電話だった。






 < 過去  INDEX  未来 >


しぃま [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加