CYMA’S MURMUR

2003年12月16日(火)   そばにいて。

昨夜は弁護士の手紙でパニクってしまったけれど、
妹に電話して話を聞いてもらったら大分落ち着いた。

まともな感覚を失っている私に代わって、
妹はすっごく奴に対して怒ってくれた。
ありがとう。

でも、やっぱり忘れるのがベスト。
何も思い出したくない。考えたくない。

メンタル・パワーが極限まで落ち込んでいる。

何日かやりすごせば、浮上できるのは経験上わかっている。

でもその数日をやりすごすのが、とても苦痛。


死にたいとは思わないけど、
死んじゃったっていいじゃないとは思う。
少なくとも積極的な生きてる意味はみつからない。

ただ私が死ねば、
両親と祖母と数人の友人は悲しむはずで、
それだけが私を現世につなぎとめる。

なんのために生きているか、
なんていう高校生みたいな疑問にとりつかれて、
絶対絶対答えなんて出ない。


私はこうして時々、自分で自分を支えきれなくなる。
それは私の弱さであり罪でもある。

人は誰しも独りでは生きられない。
そんなの知ってる。

助け合って生きていくのもいい。

でも私は他人に受け入れろと要求するばかりで、
誰かを受け入れてあげられるほどのキャパシティを持っていない。

たった1人の相手と、
一生涯慈しみあって共に生きていくなんて、
奇跡どころかまるで神話だ。
でもそういう人たちも世の中にはいっぱいいる。


元彼と再び連絡が取れなくなった。
意図的ではなく、単にタイミングの問題なのだろうけど。

そう考えると、
私の精神が崩壊の危機にさらされてたあの日、
ちゃんとラインがつながったことの方が奇跡に思える。

1年くらい前、
出張先で仕事の重圧に押しつぶされそうになってた日、
そのときもやっぱり電話に出てくれた。不思議。

彼には彼のプライベートがあるし、
私にかまってばかりいられないのもよくわかる。

今追いかけてる恋とか、
始まりそうな予感があると言っていた職場の女の子との微妙な関係とか、
そういう気になることがあるなら、
そちらに全力投球したいという気持ちも十分理解できる。
応援もしてる。

でも、やっぱり、寂しい。


「私」という人間に、
どんな種類でもいいから興味を持ってくれてる人が
どこかにいないものだろうか。

あんなに急速に例の既婚男に惹かれたのは、
奴が私の日常に、私個人に、関心を持ってくれたからだと思う。
まやかしでも。

それくらい私は寂しいのだろう。

寂しさなんて、人間誰しも抱えているものだ。
それもわかってるけどね。

誰かの声を聞きたい夜。
誰も見つからない夜。

そういうのが寂しいから、恋をしたいなんて、
許されることではないのかもしれないけど。

誰でもよくはないけど、誰か。

そばにいて。


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全然関係ないけれど、UPLOADERができたので。
私の愛する、ブダペストの国会議事堂を載せてみました。








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