アルバイトと言うものは自分で探し自分で決めるものかもしれない。 しかし、息子の場合色々な問題を抱えている。
息子は私がこうして話を進めることをものすごく嫌う。バイトをするかしないかを決めるのはもちろん息子だ。
息子がバイトをする目的はお金だけではない。自分の力でお金を稼ぐことは大事だけれど、人生勉強が一番の目的だ。そこから何かが開けるかもしれない。 息子にどう話を持って行ったらいいのだろう。勇み足をすることが多い私はどうしたらいいのかわからず、姉に相談した。 先にお客さんとして食べに行ったらどう?電話したんなんて言わずにもっと自然な形で持って行った方がいいんじゃないかというのが姉の意見だった。
娘に相談した。 「う〜ん。本当のことを言った方がいいんじゃない?変に隠したり嘘ついたりすると余計嫌がると思うよ」
主人は、娘と同意見だった。店主に会う前に焼き肉を食べに行く事は決めたのだが、やはり息子に話したい。栃木の姉の家に行っている息子に電話をし、経緯を話した。
「イ○○ルの事と言い、今回の事と言いどうしてお母さんは勝手なことをするの!?」 (イ○○ルというのは書ける時期が来たら書こうと思う)
やはりそう来たか!そんな風に言われることは覚悟していたものの、凹んだ。そして私の様々な思いを息子に伝えることができなかった。涙で話ができない状態になったので、主人に代わった。
「いい経験になると思うよ。チェーン店とかマニュアル通りにやるところと違うから、学ぶことも多いと思うし。まずはみんなで食べに行こうよ」 そうやって主人と息子はしばらく話した。じゃあねと電話を切ろうとしたら息子がお母さんに代わってと言ったらしい。
「今は行きたい気持ちと行きたくない気持ちと半々なんだよね。でも、こういうのって千載一遇っていうのかな?チャンスっていうのはたくさん転がってるわけじゃなと思うんだ。その人に会って、一言もしゃべれないかもしれないけど・・・。行く前に教えてくれてありがとう」
嫌だという気持ちだけじゃないんだ。私は涙で前が見えなくなっていた。 バイトができるかどうかなんて二の次だ。ハードルを飛べるかどうかよりも、飛ぼうという気持ちがあるかどうかが問題だ。

|