個人面談と言っても、子供と先生の面談では無い。
私が勤めるクリニックでの先生との面談だ。
看護師だけでなく、事務や助手も一人一人面談をすることになった。
今日は仕事が休みのはずだったが、もう一人の看護師が休みたいというので、私が出ることになった。仕事が終わってから、先生との面談があった。
Yさんが辞めて、12月に新しい人が入ることになっているけど「これからはききさんが中心になってやってほしい」とのことだった。
先生はオペ室では鬼なんだそうです。 でもここはクリニックだから、患者さんに聞えてしまう。診察室で怒鳴っていると患者が自分のせいで看護婦さんが叱られてるって勘違いするからね、と先生は言う。
何も怒鳴らなくても伝わると思うんだけどね。
何か言っておきたいことはあるか?と聞かれ、二つのことを言った。 まずはレントゲンのデータ入力のこと。 今は手でタッチするようになっているが、これをキーボードでの入力にならないか。カタカナが並んでいるところから探すのは時間がかかってイライラする。それよりならキーボードでできたら早いのに、と思うのだ。
「でも新しく入る人のことを考えたら今のままがいいんでしょうけど」 と付け加えると、
「コニカ?の人に聞いてみるよ。得意分野は生かして、作業効率がいい方がいいから」
と言ってくれた。
そして、もう一つ気になっているのはEさんのこと。私はここで働き始めて一ヶ月経つので、Eさんのこともわかって来たつもりだ。でも、一緒に入ったYさんはEさんに言われることが耐えられずに辞めてしまった。
私は12月に入る人のことを心配しているのだ。 正直にそう言った。
先生はEさんとの面談が済んだと言う。 「看護助手というのは看護師の指示に基づいて動くものだから、今のやりかたを変えなければダメだ」とキッパリ言ったそうだ。
「その点はちゃんと言っておいたから大丈夫だと思うよ。それに、今度は入ってくる人を教育するのはききさんなんだからね。Eさんではなくてききさんなんだから」
と言われた。
自分が教えられたことはしっかりメモを取ってある。 教えられても中々理解できなかったことは、わかりやすいように教えようと思う。
いいクリニックになるように努力したいと思っている。
先生に娘が作ってくれた人形を見せた。 「娘が小学生の頃に作ってくれた人形なんです。ハートのある看護婦さんになってね」って。
「へぇ〜Fちゃんが作ったんだ」
捻挫した時や、腰痛で受診しているので先生は娘のことを知っている。
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