近所に住んでいた友人(Sさん)が引っ越してしまい、その後どうしているのか気になっていた。 彼女は離婚して家を出てしまったのだ。
もう二度と彼女に会えなくなるかもしれないと思うと、悲しくて苦しくて、諦められなかった。 彼女が住んでいると聞いた辺りのスーパーに行くとキョロキョロしたりして、偶然会わないものかとアンテナを張り巡らせていた。
仕事の帰りに「Iげや」に行くか「Rヂャース」に行くか迷った。 安いものなら「Rヂャース」かなと思った。
Rヂャースで買い物をしていたら、横顔がSさんに似ている人を発見。 声をかけるには自信が無い。人違いかもしれない。
後をつけて様子をうかがった。 Sさんに間違いない!そう思って声をかけた。
「ずっと探してたんだよ!」
そう言った途端涙がボロボロこぼれ、Sさんも泣いた。
「連絡しようと思ったんだけど、携帯番号とかわかんなくなっちゃって」
こんな時に限って私は携帯を忘れているし、筆記用具も無い。 少し立ち話をして、Sさんの携帯に私の情報を入れてもらい、必ず連絡してねと言った。
「一人で住んでいるから、遊びに来て」 と彼女は言ってくれた。
そうやって別れたものの、不安だった。私にとって必用な人間が、その人にとってはどうでもいい存在かもしれない。メールがなかったら諦めよう。
夕方Sさんからメールが入って安心した。 私にとって友人というのは、頻繁にメールをしたり電話をしたり、会ったりする人ではない。そういうことをしなくても繋がっているのが友人だと思っている。
もうこんな思いはしたくない。大切な友人を失いたくない。 もう離さないよ(T^T)
夕方からなんだか気持ちが悪かった。
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