昨日のこと。 「ねえ、今日塾だよ」という声で娘に起こされた。 時計を見たら午後7時30分。塾は7時40分から。 「もっと早く起こしてよ」 「だって今気づいたんだもん」
という会話をしながら急いで車に乗った。 (ん?私はいい加減な母親か?)
最近自分の家でなければ眠れない。つまり仕事の日は眠れない。眠れなくても仕事はしなきゃならない。結局家で爆睡することになる。娘を塾に送りつつ、
「ああ、ユーゴハンどうしよう」
と言うと、
「お弁当でいいんじゃない?」
と娘。
「ごめんね」
「いいよ。あそこのお弁当好きだから」
「なんていい子なの」
お財布には小銭が少ししか入っていないし、塾の時間は過ぎてるし。
娘を塾に送ってから銀行でお金を下ろした。
お弁当屋さんに着いたのは、
午後7時57分!
閉店時間は8時!
お店の中をのぞきながら、ドアを開ける。
おじさんに、
「すみません。まだ大丈夫ですか?」
と声をかける。
「いらっしゃいませ!大丈夫ですよ!」
と威勢のいいおじさん。
おじさんは注文を取りお勘定をする人。でも作るのは奥にいるおばさん達。
うっ!
調理場はきれいに片付けられていた。
おばさん達が私の顔をじ〜っと見ている。 「もう閉店だよ」「こんな時間に来ないでよ」「片付けちゃったんだから」 と顔に書いてある。
それでも注文を受けると、しょうがないという顔をして作り始める。 冷蔵庫を開ける。タッパーを取り出す。
おじさんは暇なので、おばさん達がやることを見ている。 その中には新米さんがいて、教えてもらいながらやっているので、すばやくはできない。こんな時間に来てしまったので、
「ゆっくりでいいですよ」
とも言えず(普段でも言えないが)、待っていた。
新米さんが何かを落としたらしい。 隣にいたおばさんが「あっ!」と声を出すと同時に、おじさんが、
「ああ!」
と声をあげた。
だから、焦らなくても・・・
時計を見たら、8時4分。
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