先週遅刻してしまったので、今日は遅刻しないようにと5時に起きて、6時に家を出た。早い時間だったので渋滞にも合わずに、7時15分に栃木へ到着。いつもこんな時間に出られるといいのに。
デイサービスに小池さん(仮名)という認知症の利用者がいる。他にも認知症の人はいるが、小池さんよりも軽い人ばかりだ。小池さんは自分が何をしているのか何を話しているのか、他の人が何を話しているのかもわからない。
これでも最初の来所時(去年の6月)よりもかなり言葉の数が増えたらしい。(私は小池さんを2月からしか見ていない。)言葉だけでなく文章が口から出るようになり、たまに会話が成り立つこともある。そして歌が好きな彼女は百恵ちゃんの歌を口ずさむことさえある。それでも、「靴をはいて下さい」とか「脱いで下さい」などの簡単なことも彼女には理解できない。
彼女は現在63歳。年齢よりも若く見え、少女のように愛らしい。二人のお子さんがいるというが、きっと優しいお母さんだったのだろう。彼女の優しさは、小さな子供や寝たきりの老人に接する姿でわかる。子守唄を歌ってくれることもある。
こんな風に、デイサービスではとても愛されている彼女なのだが、すべての利用者に理解してもらえないのが歯がゆい。彼女が認知症であることを他の人にどこまで話していいのかもわからないし、その本人が認知症であればなおさらそれは難しい。自分のこと、他人のことが理解できている人には彼女のことはなんとなくわかるようで、そんな利用者は暖かく見守ってくれる。
今でも彼女がテレビの前に立つと、 「見えないよ〜!」と大声を出す利用者もいる。 「何度言ったらわかるの?」と言う人もいる。
それでも私たちが毎回声をかけて彼女を受け入れてもらえるように努力したいと思っている。
自分がもし「認知症」になるなら、彼女のようになりたいと思う。優しくて明るくて愛らしくて・・・・。無理かな?^^
認知症の患者を持つ家族の苦労を知らずにこんなことを書くのは不用意なことなのかもしれない。
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