家の中を片付けられなくて、イライラしていた。と言うよりも汚い状態が嫌で発狂寸前! いつも片付けようと思うのだが、仕事から帰って来ると疲れてしまい、二日間はほとんど寝ている。PTAの集まりが入っていることもある。少し片付けるのだが、家全体がゴミ箱と化したこの状態は一日や二日では片付かない。
そうしているうちに、月曜日になり栃木へ行かなければならない。この繰り返しをして来た。どうしても家をきれいにしたいと思った私は姉に電話した。
まず事情を説明し、一週間かけて掃除をしたいから栃木に行かない週を一回だけほしい。それも休みをくれというのではなくて、その分他の日に働くからと。
姉から、「私は姉妹だから事情はわかるけど、普通の会社じゃ許されないことだよね。Tさん(看護師)と直接電話で話してみて」と言われた。
とにかく今の状態から抜け出したかった。何を苦しみ、何をもがいているのか冷静な時は少しはわかっている。そこを何とかして打破したい。家の中がきれいになることはその突破口のように思えた。
でも、姉の言葉で私の気持ちはズルズルと下降線を辿った。気づくと母に電話していた。母は少し前まで、私がこんなに家事ができないとは思っていなかったようだ。持たせてくれたおかずや材料を、冷蔵庫に入れるのを忘れたり、もらったこと自体を忘れてしまって何度も腐らせた。その度に泣きながら捨てるのだった。私のことを思って持たせてくれても腐らせてばかりだで、それが辛かった。
主人がそのことを母に言ってくれ、私が食事を作ることができないことやお掃除ができないことを母は知った。ある程度は知っていたと思う。
最初は何気なく話していたのだが、「お掃除ができない。家の中が汚くて気持ち悪い」と泣いてしまった。 「だからずっと前から手伝ってあげるって言っているのに、自分でやるって言って聞かないんだから。どうすればいいの?」
と母に聞かれ、「手伝って下さい」とお願いした。
「すぐ行くから」
と母は車を走らせて手伝いに来てくれた。姉の家に泊まりに行っていた伯母も一緒に。
伯母にも、
「もっと早く電話くれればいいのに」
と言われ、
「だってあまりにも汚くて恥ずかしいんだもん」
と言うと、
「伯母ちゃんに対して恥ずかしいなんて思わなくていいのに」
と言ってくれた。 私は甘えようと思った。こうして私わかってくれる人がいる。 それをありがたく喜び受け入れよう。
70を過ぎた母と80近い伯母がテキパキと片付けたり茶碗を洗ったりしてくれた。私もお昼から夜までずっと働き通しだった。
情けないSOSだったけど、家を片付ける弾みになったと思う。 この状態を崩さないように、少しずつ気持ちよく生活できるようにしたい。


掃除機をかけた部屋は気持ちいいのか、ナマコのように寝ているジジ。

 何写してんだよ!
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