娘の中学で22kmを歩く強歩大会というのがあった。中学の年中行事で今年で7回目になる。普段運動をしていない娘は、「途中でリタイアするからね」と言っていた。運動が嫌いで、22kmを歩くなんてとんでもないという娘だった。
私はPTAの役員で、何ヶ所かにあるトイレ掃除の係りになっていた。それが数日前に役員から電話があり、「Kさんは看護婦さんですか?」と聞かれ、「・・・ハイ」と答えると「救護班の車に乗ってもらえませんか?」と言われ、承諾した。もう一人乗るのだけど、その人は現役ではないため自信が無いと言っているらしい。私も自信はなかった。
生徒のお父さんが運転する車に看護婦二人が乗ることになった。
朝5時に目覚ましをかけたのに、眠れないままアラームが鳴った。それからお弁当作り。 ・・・と言っても4割引きの冷凍食品に助けられている。

3人分のお弁当と主人の昼食。

これが二葉のお弁当。真ん中の上。豚肉にチーズを巻いて焼いたものは二葉が作った。 チャッチャと作って「これお弁当に入れて」と。
さて、強歩大会。 二葉達は電車でスタート地点に集合する。そこから学校に向けてひたすら歩く。
私たち救護班はA公園で待機。ゾロゾロと歩いて来る生徒達に声援を送り、怪我や病気の人がいないかチェックする。今年は曇り空というのが良かったようで、日射病になる人はいなかった。去年はカンカン照りだったので、頭が痛いとかおなかが痛いという生徒が続出したらしい。
5km地点のA公園で二葉を発見!とても楽しそうな顔をしていた。
おなかが痛いという生徒の対応とか、膝の裏側が擦れて痛いとか、外反母趾などの処置をそれぞれした。 外反母趾の処置はしょっちゅうしていることなので、慣れている。
膝の裏側が痛いという生徒は、先生から「コールドスプレーありませんか?」と言われた。「足の裏が痛いと言っているんですけど」と。「コールドスプレーは無いけど、シップならあります。とりあえず見せて下さい」と言って車を降りた。足の裏ではなく膝の裏側で、しかも短パンの裾が当たる部分が擦れて痛いということなので、
シップを貼ったら・・・
イナバの白ウサギになっちゃいますからぁぁ・・・
擦り傷がある部分にガーゼを当ててテープで止めた。
そんなこんなで、13km地点。二葉を発見!まだ涼しげな顔をしている。
携帯で「足が痛いという生徒がいる」と連絡を受ける。しかし、車をノロノロ走らせてもどの生徒なのかわからず。結局その生徒は校長先生が乗っている車が見つけて乗せたらしい。来年からは黄色いハンカチ?などの目印が必要だね、という話になった。
途中でリタイアした生徒は数名。持病の腰痛があり、できる所まで歩くと言って5km歩くのが精一杯だった子も、完歩した子もみんながんばったと思う。最後の生徒が到着するのを見届けて、役員は解散となった。
家に帰ってさっそく二葉に聞いた。
「どうだった?」
「ごめんなさ〜い」 と二葉。
「どの辺まで歩いたの?」
「え〜と19km」
「そう、でもがんばったね」
と言いかけたら、
「な〜んてうそだよ〜ん。22km歩きましたぁ」と明るくピースサインをした。
今は辛かった、苦しかった、足が痛いそんな思いしかないかもしれない。でもきっと振り返って、歩いてよかったと思える日が来ると思う。
来年は救護班ではなく、一緒に歩きたいと思う私である。公約ではありません^^;
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