昨日、人材バンクの派遣で訪問入浴に行って来た。初めての場所なので、余裕を持って早めに着くようにと、6時に起きて、6時45分に家を出た。雨が降っていて寒い。
事業所の最寄駅に着き、地図を見てもバス停がわからない。バス停に並んでいる人に聞いたがわからなかったので、営業所に電話をした。「○番のバス停で○○行きに乗って下さい。わからなかったらまた電話下さい」と言われた。
やっと6番のバス停を探し、地図どおりのところで降りた。の行き方がが書いてある地図はわかりにくくて、事業所が見つからない。そこでまた電話を入れた。 迎えに来てもらいホッとした。頑張って6時に起きたのに、結局遅刻してしまった。
「地図がわかりにくいからしょうがないですよ」とみんなにフォローしてもらい、さっそく制服(作業着?)に着替える。そして、ナースバッグのチェックと、利用者カルテの申し送りを受ける。
私の仕事は、利用者の家に行って、バイタルサイン(熱、血圧、脈)や、全身の状態を見て、入浴できる状態かを判断するのが大きな役割だ。それは、看護師の資格がなければできない。それが終わると、シーツ交換や、入浴後の準備をし、その後他の二人と患者の入浴をさせる。
入浴の仕事は、体力、体力、体力。中腰が多いので腰を痛めるし、かなりの重労働だ。先日行った事業所での仕事は納得行かないことだらけで、仕事をする気力も失せていた。しかし、昨日のところはとてもよかった。車には運転と機械の操作をするオペレーターと入浴をさせるヘルパーと看護師の3人が乗る。初めてなのに他の二人がとても優しくてよかった。それに、「この方はちょっとわがままですよ」と言われたお客様(と呼ばなければならない)も、先日のがんこじじいとは大違い。あの人を超える人はいないでしょう。
各事業所によって雰囲気ややり方も違う。爪が伸びているお客様がいると私は気になる。家で介護をするということはとても大変なことだ。爪が伸びているなぁ、切ってあげなきゃと思いながらもできずにいるのだ。「遅刻したのに、爪切りで時間とってすみません。早めに終わらせますから」と言うと、「大丈夫ですよ。ゆっくりやって下さい」とヘルパーさんが言ってくれる。家族との会話もできる。前のところは、いちいち聞いていたら終わらないよという感じで「お変わりないですか?」と聞いて「無いです」と言われたら、全部の項目の良好の所に○をつけてと言われた。なんだか変だと私は感じる。自分で答えられない人は家族に聞くのだが、「眠れているようですか?」と聞くと「それが、昼夜逆転どころか、バラバラなんですよ。それでずっと呼び続けるからこっちは睡眠不足です」と言う。そういうことを聞いてあげるもの大事な役目だと思っている。
褥創(じょくそう→床ずれ)のできそうな方の家族には防止方法を教えた。私達は大学病院で働いている時、「病院で褥創ができるのは看護婦の恥だ」と教わった。きちんと看護されていないということになる。自分で動けない患者は2時間起きに「体位交換」をし、クッションを置いたり、いろいろな工夫をする。でも、家で介護するのは24時間体制というわけにはいかない。その中でいかに褥創ができにくい状態にするかを家族に伝える。そういうことも、コミュニケーションの一つだと思っている。 「床ずれ」と言ってもバカにできない。痛いだけではなく、皮がむけてバイ菌が入ると、別の病気を引き起こしてしまうことがあるのだ。
そんな風にして、ただ入浴させるだけではなく、看護婦として利用者や家族に接することができてとてもうれしかった。看護婦としてというよりも、私が私らしく接することができたのだと思う。それは、事情所の体制によるものだと感じた。苦しくて辛くて、「やめたい、やめたい」と、求人広告ばかり見る日々だったが、昨日一日行っただけで、「もう少しがんばれそう」と思った。
看護婦として・・・などと偉そうなことを書いた私だが、うつ状態には変わりなく、家にいる日はほとんど寝ている。家事もろくにできない。昨日は、重労働のため、帰って来てから3時間以上ベッドの上にボーッと座っていた。そして、今日は疲れが残って一日寝ていた。こんな感じだけど、居心地のいい場所を見つけたかなと思えてうれしいと感じている。まだ一日しか行っていないので、これからまだ色々なことを経験することになるだろう。
↑寂しいのでなんか書いてください。
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