| 2004年04月21日(水) |
うれしさと、戸惑いと、それから・・・ |
一生が学校に行き始めたと思ったら、二葉が行かなくなった。不登校の問題は、ゴチャゴチャ考えてもどうしようもないと思っている。本人が行く気持ちが無ければ、周りが何を言ってもダメだと言うのが、一生の経験からわかっている。
一生は、この2週間でかなり変わった。本当にビックリするぐらいだ。2月に病院に行って、抗うつ剤を飲んでいるせいもあるのかもしれないが、それだけじゃない。学校の帰りに「ビッグカメラ」に寄るのがとても楽しいらしい。それに、1人でマクドナルドで食べたのも初めてだ。
入学式の帰りに、一緒にビッグカメラに寄った。そこで、SDカードを売っている場所を本人に聞かせた。信じられないかもしれないが、高校生にもなってもそういうことができない子なのだ。家では楽しくおしゃべりしているが、外ではまるきりダメ。
「一生にそういうことができると思う?」と逆に私に問う。
私は、キッパリと、 「できる!」と言った。
私は無理な事はさせない変わりに、できそうな時は背中をポンと押してあげようと思っている。今がその時だと直感した。
一生は、ブツブツ言いながらも、店員さんに聞きに行った。 「ほら、できたじゃない?」
「でも、す、す、すごく大変だったんだよ」
と、今にもジンマシンを出しそうな顔をしている。
「でも、できたんだよ」
自信を持たせたかった。
それから、3回、場所を聞いたり、レジでお金を払ったりという、試練を与えた。
でも、ジンマシンは出なかった。そごうの近くにいる猫を見てもうれしそうだった。そこでは里親を探していたり、去勢のための手術代の募金を募っている。安易にペットとして飼い、捨てられる猫がいる。そういう猫は保健所に連絡されれば、殺されるだけである。そういうことを避けたいと言うのが趣旨だ。そのことを後で話したら、「募金したかったなぁ」とつぶやいていた。
今までは説明会や心電図検査など、オリエンテーションのようなものが主で、授業の開始は今週の金曜日からだ。
今後一生がどうなるのかはわからない。でも、あのビッグカメラで店員さんに声をかけたのをきっかけに、人に物を尋ねることができるようになった。あの後「自分で聞きなさいよ」なんて一言も言っていない。 積極的になったし、友達もできたらしい。高校に入ってこんなに一気に変わるとは思っていなかった。ただ、本来一生が持っているものが表に出ただけのことなのだが。
だけど、こういう状態がいつまで続くのか不安がないわけではない。抗うつ剤のせいなら、一時的に浮き上がっているだけなのかもしれない。
今日も帰って来るなり、 「猫に募金して来た。一生の分とお母さんの分で200円。ゲージに指を突っ込んだら、ペロペロして、スリスリして来て、カミカミされた」と喜んでいる。
今ちょっと困っていることがある。私は風邪をひいて、なかなか治らない。咳も出るし、声を出すのが辛い。しかし、学校から帰って来た一生は、休む暇も無く私に話し掛けてくる。答えないわけにはいかない。聞いてあげたい。でも、辛いよ。うれしいけれど、ずっと聞いていてその都度答えるのって結構辛いんだよ。
でも、やっぱり喜ぶべきなんだろうなぁ。 受け答えもちゃんとしなきゃねぇ、私。(−−;)
↑寂しいのでなんか書いて下さい。
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