| 2003年03月29日(土) |
死にたいわけじゃない・・・ |
リストカットをしたことを、主人にも母にも話さなかった。
今度やったら入院、と主治医に言われていたから。(自分から入院します、と言った。)ずるいけど、それだけは避けたい。
一昨日、私は9回目のリストカットをした。
何度も書いているが、死にたいわけじゃない。
しかし今回はかなり深く切ってしまった。そして、神経を傷つけたらしく、親指と人差し指と中指にしびれが走ると同時に、燃えたような熱さを感じた。 ものすごい恐怖心に襲われた。強いめまいがして、座っていることもできなくなった。このまま意識がなくなってしまうのかと思った。
自分でやっておきながら、本当に怖くて、叫びたい気持ちだったが、母に助けを求めることはしたくなかった。精一杯タオルで手首を押さえつけた。 それは多分数分間の出来事だろう。次第に指に感覚が戻って来た。 夢を見ているような恐ろしい時間だった。
その夜は、タオルを巻きつけ、いつもの薬と睡眠薬を飲んで眠った。 主人は仕事で遅く帰って来たので、そんなことがあった事には気付かなかった。
翌日も何も言わなかった。
傷がかなり深いので縫合はしなければならないだろう。自分がバイトしている病院に行くか、他の病院に行くか、かなり迷った。自分の病院に行き、「またか?」と 言われるのが嫌だったし、クビになりそうで怖かった。でも他の病院に行くと、医療費がかかる上に、受診している病院に連絡されてしまう。
迷った末に、自分がバイトしている病院に電話した。
病院に着いて、私はベッドに横になる。縫合セットが準備される。
緑の布が、手首のところにかけられる。麻酔をする針の傷みなど、何も感じない。 ただ涙が止まらなかった。
先生に「かなり深いね」と言われた。縫合してもらった後も、涙が止まらなくて困った。痛くて泣いているんじゃない。
午後1時半に縫合を始め、終わったのが2時頃。そして私は3時に仕事を始めた。
白衣を着て、ナースキャップをつけると看護師に変身することができる。3時から7時まで仕事に専念した。
今までと違うことがある。 今までは、縫合してしまえば、痛くてもなんとか我慢ができた。
今回は、鎮痛剤を飲まないと耐えられないぐらい痛い。 それでも、昨日はその痛みよりも心が痛いと感じた。苦しくて、たまらなかった。
今日になっても、心の痛みはとれなかった。
夜、友人から来たメールで心が楽になって来た。不思議だった。こんなに違うものかと思うほど、痛みのかけらがひとつひとつ剥がれて行くような気がした。
こうやって日記に書くことで主人にはわかってしまうだろう。 主人に嘘をつくことはできない。
死にたいわけじゃない。どうしてリストカットするのかと問われても、答えることができない。
それでも、明日は今日よりもいい日だと信じたい。
|