| 2003年03月04日(火) |
「ゴージャス」と言わないで |
昨日退院して、今日から仕事。 入院と言っても、たった二日だったのであっという間の出来事だった。 あっという間だけど、胃洗浄は辛いものだった。
それでも、今までにもっと辛い経験をしているから、あの長い拷問のような胃洗浄に耐えられたのかもしれない。
昨日の精神科の受診では3リットルの涙を流した。 先生に、「今度リストカットしたり、大量に薬を服用したら入院って言いましたよね」と言われた。 「入院は絶対に嫌です」とキッパリと答えた。 「仕事に逃げていてもダメですよ」と先生は言う。
「楽しいと感じてしている仕事は、『逃げ』なんですか?」
そして先生は、リストカットなどを「アピール」と表現した。 主人にもわからないように、一人で病院に行き、長袖を着て隠して、抜糸も1人でしているのに、それを「アピール」と言われてしまうのかと思ったら、涙が滝のように流れた。
「アピールじゃない!!!」
自分自身の中に閉じ込めたのに、そんな風に言われることが悲しかった。
先生との信頼関係を失ったわけではない。先生は、私を助けたいと言う。 だから先生に提案した。 「以前は先生の方から言われましたが、今度何かあったら入院することを約束します」と。
それでも絶対にやらないとは言えない。 発作的にやってしまうものを、どうやって止めればいいんだろう。 理屈では説明がつかない。 だから入院するということで、自分を納得させるしかないのだ。
先日買ったウィッグをつけて仕事に行った。(結局なくしたものは見つからなかったので、同じ物を買ったのだ) 髪型が変わるだけで気分が違う。
みんなに、 「ゴージャスねぇ」と言われた。 「叶姉妹?」などと言われるのは気持ちのいいことではなかった。 事務のNさんが「素敵ね」と言ってくれた。 そうだ、その言葉を待っていた。
患者さんに、 「健康な人はいいわねぇ。私なんか、髪のことなんかどうでもよくなったわよ」 と言われた。私は笑うしかない。
今度は三つ編みがたくさんついているウィッグが欲しい。

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