| 2003年02月21日(金) |
本当のことを言いたい |
私の仕事は6時までなのだが、今日は最後まで残った。 片付けを全部済ませたら8時半を過ぎていた。
先生が縫合してくれたところが2針取れてしまい、昨日縫ってもらった。 先生は麻酔をしたが、 「しなくてもいいです」 と言いたかった。前日もしなかったしぃ〜。
患者さんに 「その手どうしたんですか?」 と聞かれるたびに嘘をつく。 「怪我をしたんですよ」 嘘に嘘を重ねて行く。
本当のことを知っている人は2人しかいない。他のスタッフはもう気付いている。定期的に左腕に包帯が巻かれるのは明らかにおかしい。
「嘘をつくのは嫌だから本当のことを言いたい」 と言って看護婦に止められた。
もちろん患者にはそんなことは言わない。
スタッフに嘘をつくのは苦しい。
自分のカルテを見て、笑った。
最初の記述は 「トタンで左手首を切傷」 と書いてあったが、 何度目かに、
「カマを落として左足を切傷」 と書いてあった。
ふふっと笑い、そして涙が出た。
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