| 2002年11月02日(土) |
YESかNOかを知りたくて。 |
八王子の病院に入院している義父のお見舞いに行って来た。 義母は名古屋に住んでいる義妹の子供の七五三のため、そちらに行っている。
今までずっと考えていたことがあった。お義父さんは何を聞いても、首を縦に振ってウンウンとうなずく。私は「NO」が知りたいと思った。でも、ST(言語療法士)もいることだし、統一しなければいけないだろうと思い、そのままになっていた。しかも休みの日に行ってもSTには会えない。
とにかくお義父さんとコミュニケーションを図りたい。私は以前買って持って行った、子供のお絵かきボードを出して、○とXで答えてもらうことにした。
主人に「何か『X』と答えられる質問ないかなぁ」と言うと、
「一生は女です」と言うので、それをお絵かきボードに書いた。そして、お義父さんの耳元で「○かXか答えてね」と言って、大きな声で「一生は女です」と言い、 「動く方の手で、○かXか指差してちょうだい」と言った。
お義父さんはためらいもなく、Xを指差した。
「やった〜!」思わず叫んだ。こんなに簡単なことなのに、以前はこれができなかったのだ。
もう一つ、Xと答えられる質問をし、それも当り。「頭が痛いですか?」と聞いたら、「○」を指差していた。
あんまりそれを続けていても疲れるだろうと思い、今度は手をさすっていた。
「お義父さん、私の手を握って」と言うと、 ぎゅっと握る。 「もっと強く握ってみて」と言うと もっと強く握る。
ついでに冗談で、
「指相撲しようか?親指動くかなぁ」と言うと 親指を動かす義父。
「じゃあ指相撲ね」と二人で、親指を動かして探りあい・・・・。
そうしているうちに、私は・・・・・・
本気で負けちゃった!
押さえられたら、もう振り払う事ができないぐらい指の力が強かった。
○とXがわかったこと、義父と指相撲をしたこと。また一歩前進したのだと思うとうれしくて涙が出て来た。
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