| 2002年09月22日(日) |
身内の気持ちと病院の裏事情 |
義父が入院している八王子に行った。私は、体調の悪さ+不機嫌+うつ状態。車ではずっとシートを倒して寝て行った。
病院側からは「リハビリをしても意味がないので、他の病院に移ってくれ」と言われている。前の病院でもそうだった。でも他に原因があるような気がする。
義父は点滴もマーゲン(胃)チューブも抜いてしまい、ついには胃瘻という、直接胃のところに穴を開けてそこから栄養を入れるという処置まですることになった。それでも義父はその胃漏さえも抜こうとし、病院側ではとても困っている。医療従事者から見たら完全な「困ったチャン」に違いない。
私達の言うことは理解できても、言葉を失った義父は自分の気持ちを伝えることができない。今まで、言語療法士のやり方があるだろうと思って、何もしないで来たが、このままではどうしようもないと思い、お絵かきボードを買って持って行った。耳からだけでなく、ボードに書いて、「ぜったいに抜かないで」と訴えた。
食事も拒否する状態では先には進めない。機嫌が悪い時はリハビリさえも拒否するらしい。 病院としては、こういう患者は手がかかって困るというのが本音だろう。 でも身内としての私は、行くたびに表情がよくなる義父を見て、リハビリをやればもう少しよくなるのに、と思ってしまう。
義父は何かを訴えている。もう医療行為はやめてくれ、という意思表示なのだろうか。胃漏や、点滴を抜かないようにと、動くほうの手は縛られている。かわいそうだと思うが、それも仕方がないことだ。
私の父はかなりよい方向に向っている。私の両親が実家に帰ったら、今度は本格的に義父の看病することになるだろう。その前に、また病院探しをしなければならない。これじゃたらい回しと同じことだ。
先日病院(自分の)に行った時、働いている私は別人だと先生に言ったら、それは「ある意味の逃避でしょうね」と言われた。苦しみから逃れるために、自分は別人になっているような気がする。
自分でもわけのわからない頭痛と胸痛と不安に襲われている。
きっと、秋のせいだろう。
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