| 2007年07月15日(日) |
「恋愛睡眠のすすめ」 |
2006年フランス=イタリア 監督ミシェル・ゴンドリー キャスト ガエル・ガルシア・ベルナル シェロット・ゲンズブール アラン・シャバ ミウ=ミウ ピエール・バネック
大好きな映画「エターナルサンシャイン」のゴンドりー監督作品。 しかも今回も夢がキーワードなんですね〜、主演は嬉しいガエル君。
ガエル君扮するイラストレーター・ステファンはお隣に引っ越してきたステファニーに恋をする。 でも現実の世界ではなかなか自分の気持ちを出せないステファン、けれども・・夢の中での彼は・・
ええ〜っとですね、最初は分かってた・・と思うんですよ。いや、分かってるつもり・・だったのですが。 途中からどれが夢の世界なのか・・今のは現実なのか・・だんだんとわからなくなってしまいました。あまりによく眠る(?)ステファンの夢の世界に引きずりこまれ・・しだいに私も夢の世界にまぎれこんだりもして(汗) だって、だって・・あんなに気持ちよく眠ってるから・・つい〜(苦笑)
ガエル君は赤いニット帽もなんであんなに似合うのか・・と思うほどの可愛さでした。着ぐるみも文句なし〜(笑) 実際にあんな男の子がいたら(これは監督さん自身がモデルだそうですが・・)絶対おかしい〜〜と思うのですが。そこはガエル君ですから!!(笑)セロファンのお風呂の中にいたってOKなわけです(爆)
私がむしろ翻弄されたのは、ステファニーでしたよ。それはたぶん彼の夢の中の彼女と実際の彼女が混沌となってしまったからでしょうか。 シャロット・ゲンズブールはやっぱり雰囲気ある女優さんですよね。でももう36歳なんだね〜!!ビックリ!!う〜ん、それでかな・・時々表情が(夢の世界なのに)とっても現実味を帯びてたような・・(苦笑)
そしてそんな夢と現実が渾然一体となったお話の中で、ものすごいスパイスを効かせていたのは、あのカレンダー会社の同僚たちじゃないでしょうか。 ギイさんなんてね!!すごいキャラですよ、出てくるのが私はとっても楽しみでした(笑)
最後まで、結局ふたりはどうなんだろう・・それは夢?現実?と思いながら見てましたけど、でもそれはどう受け取ってもいいんじゃないかな。 監督が「夢の世界」として描いたシーンを受け取る私たちが「現実」だと思っても、その逆があっても!それはそれでいいのでは?ってそんな風に思える作品でした。
映像に使われる小物や工作が、またほのぼのと可愛いのです。 1秒だけタイムマシンに植物を乗せたノアの箱舟・・ 私はね〜、工作作るのが大の苦手なので・・あぁ・・ガエル君のお相手にはなれないわ・・ でもセロファンの海なら作れるから!!(笑)
恋する気持ちはいつも夢みる世界!!こんな鮮やかな夢を見てみたい! 邦題の「恋愛睡眠のすすめ」はなかなかいいと思います〜。
「1秒で何が出来るの?」 「1秒の積み重ねさ、それが人生だから」 心にメモ、メモ〜。
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