2007年05月17日(木) |
「スパイダーマン3」 ネタバレ有り!! |
2007年アメリカ 監督 サム・ライミ キャスト トビー・マグワイア キルスティン・ダンスト ジェームズ・フランコ トーマス・ヘイデン・チャーチ トファー・グレイス ブライス・ダラス・ハワード
アメコミヒーローの中でもお気に入りのスパイダーマン! シリーズ第3弾です!! です・・・が。 むむむむーーーー。んんんんーーーーー。私今回かなり絶句しております(汗) ええ。たしかにスパイダーマンは悩めるヒーローですよね、等身大のキャラが魅力なんです・・ピーター君。 しかし・・しかし・・・前半の彼からして思わず・・MJ(キキちゃん演じる)じゃないけど「どしたんーーー、ピーター」目を覚まして・・って言いたくなりましたよ。あの悪の物体に乗り移られてない前から・・かなりの自信過剰振りに「OH!NO!」って(苦笑) キスはダメでしょ・・あんなところで(怒)そりゃあMJ怒って当然です!! あの似合わないノリノリ歩き振りも・・どうしようかと思ったけど(笑) 「大いなる力には大いなる責任が伴う」おじさんの教えはどこへいった? おまけに・・トビー君・・あごの下のお肉が・・気になるぅ(苦笑)
ピーターのまわりの女性も3人(ほら、あの下宿のおさげの子も入れてあげなきゃ)、そして立ち向かう敵も3人と!!今回盛りだくさんでしたね。 でも・・盛りだくさんすぎて・・ちょっと疲れたの・・(年か・・笑) ブライス・ダラス・ハワード、神秘的な瞳は変わらず魅力的だったけど、でももっと綺麗だと思うんだけど・・あの格好が今ひとつ・・だったかな。キキちゃんは、これまでのシリーズ中1番素敵だったと思う。
でね・・今回は彼でしょう!!ハリー君。 記憶をなくして以前の優しい彼に戻った笑顔、そしてやっぱりパパに従っちゃう・・危険な顔。そしてラストは・・・と、多彩な表情をみせてくれましたよね。 あぁ・・でも彼については・・最後にネタバレでたっぷり語ることにして・・・と。
ストーリーもですがやっぱり忘れちゃいけないのは、スパイダーマンのあの胸のすくような!アクションでしょう。ビルのあいだを渡ってゆく・・スリル満点のあの動き。 今回は冒頭から、スーツを着ないピーターのままのアクションもあって見せ場が多かったですね。 ハリー君のニュー・ゴブリンのアクションもカッコ良かったし、サンドマン!!あの砂の変化、面白いですよね。あんまり強そうには見えないけど・・でもやっつけるのは難しそうで(苦笑) ヴェノムは・・う〜ん。あそこまでエディが悪に染まっちゃうとは、ちょっと悲しかったな。
ピーターの、おじさんを殺した真犯人への憎しみ、 ハリーの父親を殺した・・と思いこんでいる・・ピーターへの復讐。 そしてエディの、ピーターへの憎悪。 今回はいろんな憎しみが渦巻いてましたね・・そしてみんなが黒に染まっていって。 でも最後にはまた、数々の赦しのシーンも見られました。見られたけど・・けど!! あぁ・・このあとネタバレです。未見の方は読まないでね。
ハリー君が可哀想だよぉーーーー!! ええ・・伏線はありましたね、彼の言葉の中に。 でも・・でも助けてあげて欲しかったです。スパイダーマンを助けにニューゴブリンでかけつけてきたとき、私もう・・涙出ましたから、嬉しくて。 いえ・・それを言うなら・・執事さん・・あなた今ごろそんな告白をしてどうする!!早く言えーーーー!! そして身代わりになった時。 ここが劇場だということを忘れて思わず声に出してしまった「そりゃあーーー、ないやろぉーーーー」 涙、涙・・です。 ずっと出てて欲しかったなあ、ハリー君。 あちらの世界でパパゴブリンに責められはしないかと・・心配でなりません(涙)
ええ・・ストーリーも、キャラクターも盛りだくさん、見せ場もたっぷりと。そして等身大キャラの、成長ぶりもしっかり描いていたと思います。 思いますが・・・悲しい。 なんだかこれまでと同じような気持ちでピーターを応援できないよ・・私(苦笑)
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