1941年アメリカ 監督アレクサンダー・ホール キャスト ロバート・モンゴメリー イヴリン・キース クロード・レインズ リタ・ジョンソン ジェームズ・グリーソン
Favoriteにも挙げている「天国から来たチャンピオン」、これの映画版オリジナル?って言っていいのかしら?1941年の作品です。 言っていいのかしら・・って言うのは、元々このお話はハリー・シーガルの「Heaven Can Wait」という劇を映画化したものなんですね。 「天国から来たチャンピオン」は原題も「Heaven Can Wait」ですけど、こちらの「幽霊〜」は原題は「HERE COMES MR.JORDAN」 この「Heaven Can Wait」(天国は待ってくれる)については他にもちょっと面白いお話があるんですけど・・それはまた次回・・ということで。
さて、「幽霊紐育を歩く」では、主役のジョーを演じるのは、ロバート・モンゴメリー。 W・ビーティが、秀でたスポーツマンってありながら、どこか優男でスマート、知的な感じがするのに比べるとこちらは素朴で朴訥、ちょっと恐そうだけども・・温かい人・・っていう感じでしょうか。 そうそう、たとえていうならビーティーはサッカーの宮本さん!ロバートは・・誰だろう・・素朴な人って思いつかない・・松坂くん?(誉めてます、誉めてますから、これは・・)いや、もっと年上・・清原?(笑) 役柄もこちらはボクサーです、サックスもやっぱりいい味だしてます。 ストーリーは最後までほとんど同じですが、こちらも心暖まる、素敵なお話でしたよ。目の奥に何かが見える・・・姿は変わっても、その人の中に何かを感じる・・ いいですねぇ・・・じんわり。
ジョーのコーチ役のマックスを演じるジェームズ・グリーソンさんも、可愛らしくてよかったですね。 1942年アカデミー賞 最優秀脚色賞・原案賞受賞作品です。 ちなみに・・ロバート・モンゴメリーさんは、あの「奥様は魔女」のサマンサ役で有名なエリザベス・モンゴメリーのお父さんなのでした。
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