2005年日本 監督 村上正典 キャスト 山田孝之 中谷美紀 国仲涼子 瑛太 佐々木蔵之介 木村多江 岡田義徳 三宅弘城 坂本真
22歳のいわゆるオタク青年、彼女いない暦22年の恋の初心者。 彼に訪れた人生最大にして・・もしかしたら最後になるかもしれない(失礼かな?)・・・女性との出会い。 そんな彼を応援する(ま、最初はみんながみんな応援って訳でもないのだけど)ネットの掲示板の名無しさんたち。 いかにも、今風なお話なんだけど、恋の相手のエルメスさん、彼女は今風じゃないよねえ。 なんだかね、もう忘れられた大和ナデシコっていうのかな、マドンナ的存在で。 美人で、お金持ちで、そうしてとっても性格が良くって、奥ゆかしくって、可愛くて。女性としての優しさを持った人っていうのは、彼女のような人のことなんだろうなあ・・って遠い目をしてしまったよ、私(苦笑)
山田君のオタク青年ぶりは・・やっぱりね、元がいいからね、どうしても可愛い男の子がオタク青年になろうとしている・・って感じなのですよね。だから、ちゃんとした服を着て爽やかな青年になっても、おお〜!!って驚きは無かったかな。 睫毛長くて、童顔だから、中谷さんと並ぶとどうしても姉と弟って感じがしてね・・恋人同士って感じがね、あんまりしなかったのですよ。
二人の恋の行方も名無しさんたちの反応とか、面白かったのですよね。そして応援しているはずの名無しさんたちが、逆に彼の一途な気持ちに自分たちも元気や勇気をもらったりしているのが良かったですよね。 ひさしさんが、奥さんにベノアの紅茶をお土産に買ってくるシーンなんて好きだなあ。そして奥さんは・・・ふふ・・この二人にはサプライズがあるけど、これは見てもらって・・。 ひろふみさんの「エルメスさん家行きの切符はJTBじゃ売ってないんだよ!」の言葉、良かったよね、そしてラスト、ひろふみさんがバスに乗るシーンもいいのです。
エルメスさんを探して秋葉原の街を走って、転んで、倒れて・・の電車くん。 ちょっとこのあたりはやりすぎかな・・とも思ったけど、恋はやっぱりネットの検索じゃ手に入らない、自分の言葉で伝えないと・・ってことだよね。 アニメTシャツを着た彼とエルメスさんがしっかと抱き合うシーン、お祝いカキコの花火があがって・・ とってもいいシーンなのにね・・私ってば道端にずっと置いてあるエルメスさんの高級そうなバッグが気になって、気になって(あぁ・・いやだわね、庶民だわ)
紅茶のシーンがあるって教えていただいて、もちろんUPしましたよ。 ベノアの紅茶、きっとこの映画で売上上がっただろうなあって思ったら、1.5倍だそうですよ!! おお〜!!私も欲しいです(笑)美味しいですもんね。 こんなことなら、だんな様にもこの映画見せればよかったかなあ。でもプレゼントしてくれそうにないかなあ(爆)自分で注文しようかな〜(笑)
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