1979年フランス カナダ 監督 クロード・ルルーシュ キャスト カトリーヌ・ドヌーブ ジャック・デュトロン
この映画をもう一度観ることが出来るなんて・・・思わなかった・・・ これを観たのは、そりゃあもう私がすっごく若い時で。まだ恋や愛なんて・・遠い世界のような話で。だから、この映画を観た時も感動・・っていうんじゃなかったけど。それなのに何故だか、この映画の中のシーンは、私の中に残ってて。 たとえば、ドヌーブ演じるフランソワーズが、チェロを弾くシーン。 クリーム色の薄い金髪、チェックの長いスカート。
たとえば、シモンがフランソワーズに手を差し出すシーン。自分の手の上に手を重ねるように言うシモンにフランソワーズはそっと(いぶかしげに)手を乗せる。 すると残念そうにシモンが「信用された手は重いんだ・・・」って言うシーン。
そういう小さなシーンが、心に残ってる、そうして時々思い出したりする。そういう映画だったのです。 たぶん、フランス映画を観たのがこれがはじめてだったからかなあ・・なんか雰囲気が違いますもんね。不思議な雰囲気。 でも、だからこそ、なんだか自分の中でこの映画が美化されているんじゃないかって。ちょっと今回観る前に躊躇もあったのだけど。思い出にしといた方がいいのかもって思ったり。
だけど。観てよかった。 昔は老けてるなあって思ったジャック・デュトロンが、こんなに素敵な人だったとは!!ドヌーブはやっぱり綺麗!!朝、カフェオレカップで(何かを)飲んでる・・それだけで絵になるのだもの。 父の死を乗り越えられない男と、不幸な出来事から男を憎む女。二人が出会い、惹かれあい。 不思議で??っていうシーンもあるのですよ、いろいろ。でもやっぱり雰囲気あるんですね〜。思い出のシーンもちゃんとチェックできたし。
今までいつも悪夢ばかりみて来たフランソワーズが、最後に幸せな夢を見るラストの優しさも嬉しいんだわ。
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