| 2004年01月21日(水) |
「マップ・オブ・ザ・ワールド」 |
1999年アメリカ 監督スコット・エリオット キャスト シガニー・ウィーバー ジュリアン・ムーア クロエ・セヴィニー ルイーズ・フレッチャー
親友の娘を預かったアリス。ところがちょっと目を離したすきに子どもを溺死させてしまう。その上、保健の先生として勤務していた学校では、生徒の親から児童虐待で訴えられ、逮捕されてしまう。
どんどんと不幸な出来事が重なってゆくアリスなのだけれど、なぜか彼女にそれほど同情できなかったのでした・・何故だろう。シガニー・ウィーバー演じる彼女は、やっぱり強い女のイメージで、それでもって少しヒステリックな感じがして。 夫が彼女を一生懸命ささえようとするんだけれど、なんだかそれを当たり前のように受け止めて、むしろ結構文句とか注文とかするんだもの・・・だんな様の方が気の毒な感じで。 四面楚歌のアリスを助けようとするのが娘を失ったテレサ・・っていうのは、ぐっときましたねー。彼女はそんな人じゃないってー。分かっていても、友達だったとしても、自分の娘のことを思うと、決して許せるものではないと思うからねぇ・・・ ジュリアン・ムーアは、よき妻、よき母の模範みたいな役なのですよ、家はいつも綺麗に片付いていて、おやつには手作りのお菓子が焼かれていて。 なんだか正反対の二人でしたね。 テレサは、アリスのどこにそんなに魅力を感じたのかしらね〜。強さ、そして嘘をつけない潔さ(たとえそれが自分の身を守るものであっても)でしょうかー。
最後に食卓を囲む一家。酪農を辞めただんな様・・・大丈夫でしょうか・・ちょっといらぬ心配を。(愛情面でも・・) 大丈夫なんだよね・・きっと。う〜ん、どうだろう・・・
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