瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2003年10月09日(木) 「アリゾナ・ドリーム」

1992年アメリカ 監督 エミール・クストリッツァ
キャスト ジョニー・デップ フェイ・ダナウェイ リリ・テイラー ヴィンセント・ギャロ

不思議な映画でしたよ〜。
でもとっても魅力のある映画でした!!
まずキャストが良かったと思う。
ジョニーは、繊細でちょっとまだ幼くて、でもその素直な瞳に二人の女性が彼に惹かれても全然不思議じゃないって気がするし。(若くて可愛い〜!!)
未亡人のフェイ・ダナウェイ!!彼女のちょっと飛んじゃってる(まさにね!)姿もなんだか可愛らしくて良いし。
義理の娘のリリ・テイラー!!
彼女が凄い!!自殺願望を抱く彼女、カメを愛する彼女。そして、アクセルを密かに思う彼女。
私は彼女にすっごく心惹かれたわー。なんだか崖のぎりぎりのところで、それでも笑ってるような彼女がとても痛ましかった。
アクセルの友人でヴィンセント・ギャロ!!
彼も良くってね〜。映画スターに憧れてて、映画のシーンを完璧に覚えている彼。「北北西に進路をとれ」観たこと無いけど、これ観たら、ぜったい彼のように真似して道にはいつくばったりすると思う。

夢の終わり、大人への一歩を踏み出すアクセル。
この映画自体が、夢のようなお話だったなあ。メルヘンチックな町並みや家。
飛んでゆく救急車。
音楽も独特で面白い。

冒頭はイヌイットのシーンで始まるので、思わず映画間違えて借りてきた?って思いそうになりますが(私のように)、大丈夫ですからね〜(笑)



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